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ムチャーチョ

大学生・就活生・第二新卒・既卒に向けたブログ

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スペイン巡礼とは?費用や持ち物、フランス人の道を写真と動画で解説

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*実際に撮影したサンティアゴ・デ・コンポステーラ大聖堂

こんにちは、ムチャーチョです。今日は2016年5月17日なんですが、南海トラフ地震が起きるらしくて少し怯えています。笑

 

それはさておき、ムチャーチョは二年程前にスペインに一年間滞在していました。本当にたくさんの思い出がありますが、中でも忘れられない経験があるんです。

それは、「スペイン巡礼」です。

聞いたことがある方もいるとは思いますが、「詳しくは知らないよ」っていう方に向けて今回は実際に撮った写真と動画を交えながら「スペイン巡礼とは何なのか?」そして、「なぜ人はスペイン巡礼をするのか?」ということについて綴っていきたいと思います。それでは、ご覧ください!

目次:

スペイン巡礼とは何か?

日本では、「スペイン巡礼」と言われていますが、正式名称があります。それは、「カミノ・デ・サンティアゴ」とスペインでは呼ばれています。

カミノ・デ・サンティアゴ(El Camino de Santiago)とは、直訳すると「サンティアゴの道」となります。ここでいうサンティアゴとは、イエス・キリストの弟子である聖ヤコブのことを指します。そして、その聖ヤコブの遺骸が眠るとされている場所がスペイン北西部に位置するガリシア州の州都サンティアゴ・デ・コンポステーラにあります。

9世紀、聖ヤコブの墓がここサンティアゴ・デ・コンポステーラで発見され、キリスト教徒の精神的支柱となり、ヨーロッパ各地から多くの巡礼者が訪れ、教会が建ち、巡礼路ができ町が形成されていきました。

つまり、スペイン巡礼とは聖ヤコブが眠るサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路のことです。

どんな人が巡礼に行くの?

現在は、宗教を信仰している、していない関係なくどなたでもスペイン巡礼に参加することができます。実際、ムチャーチョが巡礼をした際も世界各国から来た人々に会うことができました。詳しい話は下記の記事を参照してください。(現在執筆中)

下記の画像をご覧下さい。

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引用サイト:Estadísiticas de la Oficina de Acogida al Peregrino

スペインのサイトから和訳して引用したもので巡礼者の割合を表したものです。

また、2015年の巡礼者の総数と国別の人数を掲載しました。

2015年 巡礼者の総数:262,458人

1位 スペイン 122,344人

2位 イタリア  22,121人

3位   ドイツ  18,855人

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10位 韓国    4,072人

21位 日本            1,197人

やはり、スペイン人が一番多く、スペインから遠いアジアが少ない結果になっています。しかし、実際に行った感想は韓国人がうじゃうじゃいるなと。笑 いく先々で韓国人に会いましたし。笑 そこで出会った韓国人にその理由を聞いてみたところ、「韓国ではすごく人気でスペイン巡礼は有名だ」と言っていました。

その証拠にスペイン巡礼では、そこら中で石がたくさん積み上げられた光景を見ることができます。例えばこんな感じ。

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この光景も疑問に思いその友人に聞いたところ、「韓国では願掛けのために石を積むんだ」と言っていました。正直、どんな由来があって石を積むことになったのかわかりませんが、初めて見るこの光景は結構不気味に感じました。笑 韓国の文化は謎が多いです。笑

どうやって巡礼するの?

スペイン巡礼を歩くペレグリノ(Peregrino)と言われる人々は、4つの方法で巡礼をします。

  • 徒歩
  • 自転車
  • 車椅子

「車椅子」の文字を見てビックリしませんでしたか?笑 ムチャーチョもサイトを調べ、初めてその事実を知り驚愕しました。笑 徒歩、自転車、馬で巡礼をする人達は見たことがあるんですが、、、本当にその証拠があって良い意味でビックリしてます。

著作権の関係で写真は載せられませんが、興味のある方は「el camino de santiago silla de ruedas」でググって画像のボタンを押してみてください。

誰もが勇気づけられると思います。

 

下記は、ペレグリノの移動を方法別に集計したものです。

  • 徒歩(Pie)  236,273人 (90,02%)
  • 自転車(Bicicleta) 25,343 (9,66%)
  • 馬(Caballo) 771人 (0,29%)
  • 車椅子(Silla de ruedas) 71人 (0,03%)   

引用:PEREGRINOS A COMPOSTELA EN EL AÑO 2015- 2016 | CAMINO MILENARIO

上記の方法1つを選びペレグリノ達は巡礼をします。しかし、上記データにあるようにその多くは「徒歩」でスペイン巡礼を始め徒歩で終えます。

歩く距離は決まってるの?手続きは必要なの?

基本的に歩く距離は決まっていません。個人の体調や運動神経に合わせて自分で長さを決めて歩くことができます。そして、もちろんただ歩くだけなら無料です。

しかし、徒歩100km以上を完歩すると巡礼証明書というものがゴールのサンティアゴ・デ・コンポステーラで貰えます。因みに、自転車・馬では200km以上が条件。

↓巡礼証明書

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この巡礼証明書欲しさに100km地点で一気に人が増えます。

この巡礼証明書をもらうためには条件があります。それは下の画像にあるクレデンシャルをアルベルゲ(宿)で購入する必要すること。確か、5ユーロから8ユーロしたと思います。そして、このクレデンシャルに巡礼で通過する街の教会(カテドラル)やバル(居酒屋)でスタンプ(セジョ)を押してもらいますが、ここで気をつけなければいけない点があります。巡礼証明書がもらえるギリギリの距離(徒歩の場合100km前半とか自転車の場合200前半)の場合、スタンプを1日で2つ以上もらうことが巡礼証明書を貰う条件になっています。

↓巡礼手帳(クレデンシャル) 

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 いろんなスタンプが貰えるのも巡礼の醍醐味の一つ

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 なので、巡礼証明書を貰う条件をまとめると、、、

  1. アルベルゲでクレデンシャルを購入(売ってない場所があります)
  2. 巡礼で通り過ぎる教会やバルでスタンプを1日2つ貰う
  3. 100km以上を徒歩か200km以上を自転車などでゴール

 が絶対条件になります。

どんなルートがあるの?

9世紀以降、キリスト教徒が歩いてきた道は、1993年にユネスコの世界遺産に認定されました。彼らが歩いてきた道は全長800km以上に及び、今なお巡礼者の道標となっています。

そんなスペイン巡礼ですが、世界遺産に含まれていない道も含めると11ものルートがあります。そこで、今回は主要な2ルートを少しご紹介します。

*画像はサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの様々なルート

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フランス人の道(El Camino Francés)とアラゴンの道(El Camino Aragonés)

*上記画像のフランスから伸びる2つの青い線がフランス人の道とアラゴンの道

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世界遺産に登録されているのが上記のフランス人の道とアラゴンの道です。

 フランス人の道

全長800km以上も続く険しいこの道は、ペレグリノが最も多く利用する道です。いろんなルートを辿るペレグリノが最終的にこの道を通ることになります。スタート地点はサン・ジャン・ピエド・デ・ポーで次の大きな町であるロンセスバージェスまではピレネー越えとなり標高1,430mのレポエデル峠までひたすら登り坂となります。

アラゴンの道

全長845kmに及ぶこの道は途中でフランスの道と合流することになります。一般的に32日間をかけてゴールに向かい、1日大体20〜30kmを毎日歩く計算になります。

この道のいいところは、他の道とは全く違った風景を見ることができます。古代から軍事要塞や美しい森林や草原、乾燥地帯を見ることができます。

 

いざ、スペイン巡礼の旅へ

ここからは、実際に私が撮影した写真を元にスペインへとご案内します。

 

さあ、まずはスペインに行きましょう。「えっ?そっから?」だって?笑

そうです、旅は家を出るところから始まっています。オススメの航空会社は、ドイツ経由のルフトハンザドイツです。いざ、成田空港からルフトハンザドイツに乗りましょう。

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飛行機に無事乗れました。機長、お見事な離陸でした。

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離陸から3時間経って昼食ですね。おいしそうな料理です。ANAってかいてあるけど。笑

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15時間のフライトを終えてマドリッドのバラハス空港に着きました。天井が高くていい感じ。こっからバスに乗ります。*正確には空港からバス停まで乗り継ぎが必要

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 バスは「ALSA」を使います。スペインで有名な長距離バス会社です。もう一つ「Avanza Bus」という長距離バス会社もありますが今回の目的地である「Astorga」には行きません。 ALSARuta Madrid Astorga – Viajar desde Madrid a Astorga con ALSA

また、長距離バス専用のバス停がマドリッドには二つあるため気をつけてください。

目的地のAstorgaに向けてALSAの長距離バスに乗ります。約4時間のバスの旅です。

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バスの中はこんな感じ。広々しててWifi使えます。あとトイレが併設されてるバスもあります。うーん、快適。そろそろアストルガに到着です。

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アストルガ到着

やってまいりましたスタート地点のアストルガ。ここから12日間で約250kmを歩きゴールであるサンティアゴ・デ・コンポステーラを目指します。1日の目標は20kmですからね。ゆっくり行きましょう。

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っと、その前にアルベルゲ(宿)に寄って巡礼手帳を購入しましょう。

こんな感じです。そして、疲れたので今日は宿で一泊です。笑

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今日、泊まるアルベルゲです。その名も「アストルガの宿」名前そのまんま。笑

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おはようございます。朝6時です。よく眠れましたか?朝の5時から宿では、人が準備しだしてごそごそしていましたね。でも、よくある光景です。

アストルガにある城。ご立派。朝食は4km離れたムリアス・デ・レチバルド(Murias de Rechivaldo)か10km離れたガンソ(El Ganzo)という町で食べましょう。

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謎の像、発見。

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これが矢印です。太陽みたいなマークは「貝」を意味します。9世紀では、巡礼の記念として持ち帰るものでしたが、いつしか身分を示すものとして往路から身につけるようになったらしいです。現在は、巡礼をする際のシンボルとして、貝をぶら下げて歩きます。あとで購入しましょう。

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なんの変哲も無いところを歩きます。

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ムリアスまでもう少しですね。ガンソまでは結構かかりそうです。

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こんな平坦な道を歩きます。そろそろムリアスにつきそうですね。

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ムリアス到着

記念すべき最初の町・ムリアス(Murias de Rechivaldo)到着。バルでオレンジジュースを飲みましょう。それと、スタンプを押してもらうことも忘れずに。

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バルにやってきました。すごい肉の塊、吊るし上げ。笑 *都会のバルはこんな感じですが、田舎のバルはこんな感じではないです。もっと閑散としてます。

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そして、きましたオレンジジュース(zumo de naranja)

砂糖を入れるのがスペイン流。まだ、4kmしか歩いてないですが体にしみます。スペインの味、プライスレス。大体、3~4ユーロします。笑 でも、生絞りはめちゃくちゃうまいですよ。

店員さんに頼む時は、「Un zumo de naranja, por favor(ウン、スーモデナランハ、ポルファボール)」です。そして、値段を聞く時は、「Cuanto es?(クアント エス?)」って聞きましょう。

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 さあ、朝食も終わったので歩きましょう。

本当に何も無いです。

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謎の看板、発見。「危険は働く」笑 ちょっ、誰だ和訳したの。笑 

直訳すぎやしないか。笑 

そんなこと言いつつもう直ぐガンソに到着です。

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ガンソ到着

うん、何もありません。素通りしましょう。これで約9km歩きました。

ここからも同じ景色が続きます。なので、早送りします。

もうすぐで20km先にあるラバナルに到着です。

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ラバナル到着

ラバナル(Rabanal del Camino)に到着。今日はここで一泊しましょう。

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アルベルゲのAlbergue parroquial de Rabanalです。荷物を置いて少し街を散策。

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お店発見。貝が売られてますがあまり色がよくないので違うのにしましょう。

しかし、縦に長い町ですね。

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教会発見。そこらじゅうが金色。金・金・金って感じですね。

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がびーん、教会の外国語表記に日本語がない。笑 アジア圏では韓国語がありますね。韓国人の多さを物語っています。

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犬と遭遇。かわいいです。町散策はこのへんにして夕飯食べて、早く寝ましょう。明日も6時出発ですからね。

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それでは、おやすみなさい。

 

次回につづく

Muchacho

 

関連記事:

tokai-futbolsala318.hatenablog.com

 

参考サイト:

PEREGRINOS A COMPOSTELA EN EL AÑO 2015- 2016 | CAMINO MILENARIO

Camino de Santiago Francés - Wikipedia, la enciclopedia libre

Camino de Santiago : Camino France 概要