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ムチャーチョ

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TOEICという名のビジネス 受験者数270万人を超えた理由3つ

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売上135億円のビジネスであるTOEIC。

毎年、受験者は増え続け、2015年度には過去最高の277.9万人に到達しました。

この数字は、最も受験者数が多い資格である英検に次いで、2番目に多い受験者数となっています。

引用:TOEIC|プレスリリース|2016年度|2015年度TOEICプログラム総受験者数は過去最高の277.9万人に

 

今回はそのビッグビジネスであるTOEICがこんなにも儲かる理由を3つ挙げました。

 

採点式を採用している(スコアで英語能力を測定) 

tokai-futbolsala318.hatenablog.com

 以前、こんな記事を書きました。

この記事では、数字という「可視化された結果」によって、人はいとも簡単に周りが見えなくなる状況に陥ってしまうことを主張しました。

これは、TOEICにも同じことが言えるとムチャーチョは考えます。

上記の記事内では、970点のAさんが満点である990点を目指して一年もの時間を費やしている事例です。この事例は、TOEICerの方を見て書きました。

おそらく、970点を取得している方はTOEICテストから英語のスキルを学ぶことなんてそれ以上ないと思うんです。そのため、受験する理由は、数字だけを追い求めていると言っていいと思います。そして、それは端から見たら、その膨大な勉強時間を士業(会計士、税理士、不動産鑑定士など)を目指す時間に当てることが出来れば、TOEICで満点を取るよりもよっぽど食いっぱぐれることはなくなるんじゃないかと感じています。

にもかかわらず、連続受験する人が後を絶たない現実を目の当たりにすると、「数字」という魔物は本当に恐ろしいなと思いました。

 

でも、これってよくよく考えるとTOEIC受験者、全員に言えることだなとも思いました。現在の取得スコアが600点だろうが、700点だろうが、800点だろうが少しでもハイスコアを取ろうとしたり、800点、900点などのキリのいい数字を取ろうとします。

また、「就職活動では600点以上から履歴書に書くことができる」、「海外に関わる部署に在籍していて900点以上を取得することが部の基準となっている」、「外資系企業に転職するには900点以上が必須」などもTOEICを受験する理由になっています。

上記全ての理由は、「数字」として、はっきりとした結果が見えるがゆえに何度も受験してしまうんだと思います。

実際、ムチャーチョも三回連続受験をしましたが、ハイスコアを取ろうとする行為がゲーム感覚で面白いと感じる時が結構ありました。この感覚は、「合否」で結果が決められている英検や日商ビジネス英語検定などと比べると得られないものです。

そう考えると、受験者は数字を追い求めTOEICを受験し、採点式を採用している「国際ビジネスコミュニケーション協会」は商売が実に上手いなと感じました。

価格設定が絶妙

 2つ目の理由として、価格が高すぎず、安すぎないことも理由だと感じました。

TOEIC以外で採点式を採用している英語の試験には、IELTSやTOEFLなどがあります。これらは、共通して値段が高いです。正規留学や外国人が海外就職する目的で受験するこれらの試験は、学生や社会人が気軽に受験できるものではありません。

学生にしてみたら、24時間分のバイト代をこの試験に費やすなんてことはよっぽどのことがない限りありえないと思います。*両試験とも受験料が約2万4,000円のため

一方でTOEIC®テストは、一回5,725円と比較的リーズナブルな値段です。就職活動などで評価される英検準一級や一級と比べると、1,000円から2,000円ほどお得になります。もちろん、TOEIC®テストは「Buisiness English」、英検は「 General English」を目的としており、用途が違うため単純に比較できませんが、この価格差やビジネス英語の能力を測る試験であることを考えるとTOEICを選択する学生や社会人が多いのだと考えます。

また、仮にTOEICテストの値段が3,000円や2,000円と安い場合、資格試験としての役割を果たさなくなるとも感じました。ある程度の価格を設定することで英語初心者を受験させない目的があり、英語中級者以上を対象にして、TOEICとしての資格のメンツや価値を維持する役割があるのではないでしょうか。

これは、個人的にドワンゴが就職活動での受験料を微収したことと類似しているとも感じました。

言い換えると、「やる気のある奴だけ受験しなさい」とTOEICにもドワンゴにも言えると思います。

wedge.ismedia.jp

問題の難易度設定が絶妙

3つ目の理由は、TOEICの難易度が高すぎず、低すぎないことだと思います。

上述したIELTSやTOEFLだと難易度が高く、中学から高校、大学で英語を勉強しているとはいえ、なかなか取っつきにくいと思います。

一方、TOEICなら受験勉強の延長で英語を勉強することができ、大学生や社会人でも勉強しながら仕事をしながらビジネス英語をTOEICを通して学ぶことができます。また、ある程度時間をかければ、容易に努力が結果に反映します。そのため、最低3年から6年間、学校で英語を勉強してきた日本人にとって難易度が高すぎず、低すぎないことが受験を後押しする要因になっていると感じました。

まとめ

  • 採点式を採用している
  • 価格設定が絶妙
  • 問題の難易度設定が絶妙

以上3つを受験者が増えている理由に挙げました。

 

おそらく、来週の月曜日には新TOEICの結果がTOEIC SQUAREで発表されますね。

新形式になってから1回目の試験なので、どんな結果になっているかわかりませんが、とても楽しみです。

本日も読んでいただきありがとうございました。

Muchacho