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ムチャーチョ

大学生・就活生・第二新卒・既卒に向けたブログ

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【就職活動・既卒就活】手書きの履歴書とかバカ!面倒!意味がない!

 

https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/68/Dress-pinstripe.jpg

現在、既卒就活中のTaka。

新卒に混じって、東証一部上場企業の説明会で人事にこう質問しました。

 

ムチャーチョ「履歴書が手書きでの提出でしたが、それは社風と関係ありますか?」

 

人事「社風とは関係ありません。ですが、手書きの履歴書は、字からその人となりや当社へのやる気が見えると私は思っています。本日提出された履歴書やA4の自己PRシートに3時間程の時間を費やしていただいてると思います。そのため、皆さんにはそれだけご迷惑をおかけしていますが、そうした時間を割いてまで当社に応募したやる気を私は評価します。」

 

ムチャーチョ

「分かりました。ありがとうございました。」 

心の声

「まじかよ、字から人となりが見えるとか多くの時間を割くことがやる気だと思ってる人事が本当にいるのか。ネットの世界だけだと思ってた。

  

 

 

数日後 ~A few days later~ 

 

 

  

人事からのメールにて

ムチャーチョ 様

貴殿におかれましては益々ご健勝のこととお喜び申し上げます。

この度は、当社の選考説明会にご参加いただきまして、誠にありがとうございました。

慎重かつ厳正なる審査の結果、今回は貴意に沿いかねることとなりました。
誠に申し訳ございませんが、あしからずご了承くださいますようお願いいたします。

ご提出いただきました応募書類は、当方にて責任を持って、
処理させていただきますので、何卒ご理解の程、お願い申し上げます。

末筆ながら、就職活動のご成功と今後のご活躍を心よりお祈り申し上げます。

なお、選考結果に関するお問い合わせは受け付けておりませんので、
何卒ご了承くださいますようお願い申し上げます。 

 

 

ムチャーチョ「ffffffffffffffffffffff F◯CK

 

本題:3時間あったら就活生に何をしてもらうか

このままだとただ「ファック」と言いたかっただけになってしまいますね。

既に読者さんはお分かりだと思いますが、私は手書きの履歴書・自己PRシート反対派です。理由は執筆鑑定士でもない限り、その人の人となりは見えてこないだろうし、やる気に至っては受験者の全員が手書きの時点でやる気があるとかないとか区別できないでしょってことを言いたいです。また、手書きで3時間かけることをやる気として捉えるのならば、地元から往復3時間1万円の交通費を払ってまで東京まで出てきたムチャーチョや地方出身者の方がやる気ないですかね?ってことにもなると思うんです。つまり、人事が言う「やる気」の定義って何ですか?って話なんです。

つまるところ、こんなこと考えてもその人事に質問しない限りわからないですよね。なので、どんな人事評価をしてるとかはどうでもいいです。でも、時間がない就活生に3時間もの時間をただ履歴書と自己PRシートに使わせるのは適切だとムチャーチョは思いません。もっといい時間の使い方や求職者の能力の見方があるんじゃないのかなと感じています。

そこで、今回は「もしも、ムチャーチョが人事だったら3時間で就活生に〇〇をさせて評価します」をテーマに書き綴っていきます。

3C分析をしてもらい、A4一枚にまとめた資料を提出してもらう

就活をしていた方なら一度はやったことがある3C分析。

ご存知のとおり「市場、顧客: Customer」、「競合: Competitor」、「自社: Company」のそれぞれの頭文字をとった3Cを分析することを3C分析と言います。

そんなに難しく考えず、以下の項目を調べるだけでも志望している会社のことを理解できると思います。

Customerは誰か?(自社のビジネスモデルも含む)

自社の強みは?

どうすれば勝てるか?

競合他社は?(会社名を調べる)

 この4点だけ自分で調べてそれを提出してもらうだけでやる気は十分見えますし、就活生の今後の活動に役立つとも考えます。

調べたことを要約し、A4にまとめてもらうことで地頭の良さと基本的なPCスキルの判断に役立ちます。また、文章を読んで理解する「理解力」、読んだ文章をまとめる「構成力」、構成した文章を表現する「表現力」、表現した文章をワードに落とし込む基礎的な「PCスキル」の4つを判断基準にすることは、自己PRシートに要約された文章を評価するそれとは異なります。なぜなら、自分の過去を振り返り構成した文章(自己PRシート)と今ある情報をまとめ構成した文章(要約)とでは、理解力の使い方に違いが生じると感じたからです。後者の能力は、頭のいい人の話や専門用語を理解する力や1から10を想像する能力に長けているかどうかを知ることができます。一方、前者の能力は過去に起こったことを正確に捉える意味での理解力に長けているかどうかを知ることができます。そう考えると、前者の能力は反省し、次に活かせる人材かどうかはわかりますが、実務をする際の能力とはあまり関係がないことがわかると思います。よって、自己PRシートでの要約と3C分析での要約では、求められる能力が異なり、就活生の仕事スキルが自己PRシートや手書きの履歴書を書くよりも判別しやすいと考えました。

文章をまとめる作業って議事録書いたり、お客様にメール打ったりと頻度が非常に高くて、必須なスキルだと思いますし、すでに備えていて欲しいスキルだとも感じます。

履歴書と自己PRシートを手書きで書くよりも企業・就活生の両者のためになる取り組みだと思うのでこんな選考方法もありかなと考えました。でも、もしかしたらムチャーチョが知らないだけですでに行っている企業があるかもしれませんね。

もし、3C分析プラスアルファでもっと企業のことを知りたい場合、下記の「経営戦略の基本」がオススメです。文章も分かりやすく、内容も丁寧に説明されているので、学生から実務家・中小企業診断士を目指されている方まで幅広く対応しています。文句なしの一冊です。

 


この1冊ですべてわかる 経営戦略の基本

決算書(四半期報告書)を見て、競合他社と比較し、説明会で配られるアンケートシートの裏面にその感想を数行書いてもらう

2つ目のアイディアです。上場企業限定ですが、これも上記と似ており、自社のことを深く知ってもらういいきっかけにもなりますし、就活生のためにもなる選考方法だと思います。競合他社と比較する時間がない場合は、決算書(四半期報告書)を見て説明会で配られるアンケートシートの裏面にその感想を書いてもらうだけでもいいと思います。なぜ決算書を見るのかというと、経営成績・損益・財政状態の分析に関して面白いことが書いてあるからです。特に経営成績に関する説明は、その業界の動向も合わせて書かれており、自分が志望している業界の先行きを知ることができます。そうした意味でも就活生は見る価値が十分あると思います。

具体的にどう比較してもらうかという話になりますが、下記の3つの判断基準と9つの指標をエクセルでまとめればいいと思います。

安全性→流動比率、当座比率、自己資本比率、固定長期適合率

収益性→売上高対総利益率、売上高対営業利益率、売上高対経常利益率

生産性→一人あたりの付加価値、労働分配率

引用:なぜ決算書が読めるヤツは出世するのか  

3つの判断基準で志望する会社と業界全体を見てもらえば、学生の付け焼き刃な志望動機や実務とは全く関係ない自己PRなどの茶番を聞く機会が激減すると思います。課題として、事前に学生側に伝えておけばある程度のフィルタリングとして機能するとも思っています。また、これ以上詳しい話は下記の本を見てもらうとして省きますが、こうした実務に直結したことを就活生に課してくれる企業や人事がどんどん現れることを切に願っています。

 


なぜ決算書が読めるヤツは出世するのか

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最後に:新卒一括採用の気に入らない点は多くの無駄なことを学生に課すこと

ちょっとした提案を既卒就活生という説得力の欠片もない立場からこんな記事を書きましたが、就活に対して思うことはそれそのものの制度は嫌いじゃないです。それは、自分みたいなノースキルな人が就職し、高い金を払って会社が育ててくれる恵まれた環境が用意されているからです。だから、嫌いじゃない。たくさんのビジネスモデルを知れるし、学生だから何でも答えてくれる。

だけど、気に入らないのは無駄が多すぎるところです。そして、無駄が多い割には成長しない、やったことがほとんど役に立たない。

たまに「就職活動を通して成長したと思うこと〇〇」みたいな記事を見ますが、一ヶ月のインターンでの採用試験でそれらを超えるものを得られると思うんです。しかもその企業に落ちても必ず次につながる業務スキルはすでに付いている。それを多くの企業が面接のみでの長期雇用を前提とした採用活動をすることで、学生は何十社も受け、履歴書と自己PRシートを手書きで書き、何百時間もの時間と数十万円のお金をかけるこの新卒一括制度という制度は、この上なく無意味だ、と感じました。そのため、無駄がない採用活動(履歴書手書きがない活動)や学生のスキル向上や次につながる採用活動、インターンからの採用が一般的になってほしいなと願っています。

 

本日も読んでいただきありがとうございました。

Muchacho