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ストレングスファインダーをノマドの仕事に活かしてみた|やり方・料金を全部書く

ストレングスファインダー

ノマドやフリーランスで働いていると、ある瞬間にふと気づきます。

「自分って、結局なにが得意なんだろう?」

会社員時代は、上司や同僚が「お前はこれ向いてるよ」「これは苦手そうだね」と勝手にフィードバックをくれました。

でも一人で働きはじめると、それを言ってくれる人がいません。誰も教えてくれないまま、なんとなく合わない仕事を抱え込んで消耗する。気づけば「向いてないこと」に時間を溶かしている。これ、ノマド・フリーランスあるあるだと思います。

そんなとき手を出したのが、ストレングスファインダーでした。

受検料は4,680円。決して安くはありません。でも結論から言うと、僕の場合はこの4,680円、わりとちゃんと元を取れた気がしています。

この記事では、実際にやってみた体験談を軸に、「ストレングスファインダーとは何か」「やり方・受け方」「料金プランの違い」、そして最後に「情報発信を仕事にしている人なら受検料は経費になるのか」まで、僕が実際に調べて考えたことを正直に書いていきます。

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ストレングスファインダーとは?簡単に説明する

ストレングスファインダー(正式名称は CliftonStrengths)は、アメリカのGallup社(ギャラップ社)が提供している才能診断ツールです。書籍『さあ、才能に目覚めよう』に付いているアクセスコードでも受けられることで有名ですね。

ざっくり言うと、人の強みを34の資質に分類して、自分はそのうちどれが上位にあるのかをランキング形式で出してくれます。さらにその34資質は、大きく4つの領域に分けられています。

  • 実行力(Executing):物事を成し遂げる力
  • 影響力(Influencing):人を動かす、引っ張る力
  • 人間関係構築力(Relationship Building):チームをまとめる力
  • 戦略的思考力(Strategic Thinking):情報を集めて考える力

「性格診断とどう違うの?」「MBTIみたいなもの?」とよく聞かれますが、性格を当てるものというより「あなたが無意識にやってしまう得意なこと」を言語化してくれるツール、という理解がいちばん近いです。MBTIが「どんなタイプか」を見るのに対して、こちらは「何が強みか」にフォーカスしている、と考えるとわかりやすいと思います。

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ストレングスファインダーのやり方・受け方

受け方はシンプルです。

オンラインで177個の質問に答えていくだけ。1問あたり20秒の制限時間があって、直感で答えていきます。所要時間は30分ほど。途中で深く悩まず、パッと感じたほうを選ぶのがコツです(じっくり考えると「こうありたい自分」が答えてしまって、素の強みが出にくくなります)。

受検の入り口は主に2つあります。公式サイトから直接アクセスコードを購入するか、書籍を買って付属のアクセスコードを使うか。書籍のコードは1冊1回しか使えないので、中古ではなく新品を選んでください。受け方の細かい手順は別記事で詳しく書いているので、ここでは「受けたあとどうだったか」に進みます。

料金プランは大きく2つ|上位5つか、34資質すべてか

ストレングスファインダーの料金プランは、ざっくり2種類です。上位5資質(トップ5)だけ見るプランと、34資質すべての順位を見るプラン。トップ5のほうが安く、34資質版はその分高くなります。僕は最初にトップ5を受けて、あとから34資質版にアップグレードしました。

個人的な結論を先に言うと、最初は上位5つで十分だと思います。人間、自分の強み上位5つすら使いこなせていないことがほとんどなので。34資質版は「下位の資質(自分が無意識に避けていること)まで知りたくなったら」でいいです。料金や受け方の詳細は別記事にまとめています。

僕のトップ5を公開します

ストレングスファインダー

で、肝心の僕の結果がこれです。

  1. 最上志向(Maximizer)
  2. 未来志向(Futuristic)
  3. 調和性(Harmony)
  4. 目標志向(Focus)
  5. 個別化(Individualization)

そして、僕がいちばん強く出た領域は 人間関係構築力(Relationship Building) でした。

正直、最初に見たときは「えっ、人間関係構築力?俺、一人で黙々と作業するの好きなんだけど?」と思いました。ノマドなんて、わりと一人で完結する働き方の代表格ですからね。でも結果を読み込んでいくうちに、けっこう腑に落ちる部分が多かったんです。

ここからは、このトップ5をノマド・フリーランス的な働き方に当てはめながら、実際どうだったかを書いていきます。各資質の名前で検索してこの記事にたどり着いた人もいると思うので、その資質が実際の働き方でどう出るのか、生々しく書きます。

ストレングスファインダー

1. 最上志向(Maximizer)|「そこそこ」で出せない

最上志向は、ざっくり言うと「良いものを、もっと良くしたい」という資質です。平均を上げるより、得意なことをとことん伸ばすほうに燃えるタイプ。

これ、めちゃくちゃ心当たりがありました。たとえばブログを書いていても、「とりあえず公開すればいいや」ができない。誤字脱字、文章のリズム、見出しの付け方、ぜんぶ気になって何度も直す。客観的には「もう十分でしょ」というレベルでも、自分の中の合格ラインに届くまで手が止まらない。

良く言えばクオリティが高い。悪く言えば、いつまでも公開できない。ノマド的な働き方だと、これは諸刃の剣でした。締め切りのある仕事だと「完璧を目指して遅れる」より「8割で出して回数を稼ぐ」ほうが稼げる場面も多い。最上志向の人は、ここで自分にブレーキをかける意識が必要だなと痛感しています。最上志向の適職としてよく「専門性を磨ける仕事」が挙がりますが、まさにその通りで、量より質で勝負できる領域に身を置くと強みが活きます。

2. 未来志向(Futuristic)|「こうなったらいいな」が原動力

未来志向は、まだ来ていない未来を鮮明に思い描けて、それにワクワクできる資質です。

これもわかりすぎる。そもそもノマドという働き方を選んだ動機自体が、「場所に縛られず、好きな国で仕事しながら生きていけたら最高だよな」という未来の妄想だったわけで。現状への不満というより、「未来がこうだったら楽しい」という引力で動いているタイプなんですよね。

ただ、未来志向の弱点は「今」を楽しめないこと。常に半年後、3年後の理想を見ているから、目の前の小さな達成を味わえない。海外に来ているのに「次どこ行こう」ばかり考えて、今いる街を堪能できていない、みたいな。これは本当にそう。意識的に「今ここ」に戻る時間を作るようにしています。未来志向の適職は、ビジョンを語る立場(起業や新規事業、発信業)と相性がいいと言われていて、これも納得でした。

3. 調和性(Harmony)|揉めごとが心底苦手

調和性は、対立や衝突を避けて、みんなが納得できる落としどころを探す資質です。

一人で働くノマドにこの資質が出るの、ちょっと意外でした。でも考えてみると、クライアントワークでの立ち回りにモロに出ていました。条件交渉でも強く押せない。「まあ、それでいいですよ」と引いてしまう。揉めるくらいなら自分が折れたほうが楽、と感じてしまうんです。

これ、フリーランスとしては正直けっこう損してる気がします。単価交渉とか、本来もっと強気でいくべき場面で、つい和を優先してしまう。調和性が強い人ほど、お金の話は事前にルール化しておく(言いにくいことを口頭交渉に持ち込まない)のがいいなと学びました。

4. 目標志向(Focus)|ゴールがないと動けない

目標志向は、明確なゴールを決めて、そこに向かって一直線に進む資質です。寄り道や脱線が嫌いで、「これは目標に近づくか?」で行動を選ぶ。

ノマドワークと相性がいい資質No.1かもしれません。一人で働くって、要するに自分で自分を管理することなので。誰も見ていなくても、目標さえ立てれば勝手に走れる。これがないと、自由な働き方は自堕落に直結しますからね。

逆に弱点は、目標に集中しすぎて周りが見えなくなること。あと、ゴールが曖昧なフワッとした相談ごとが苦手。「とりあえず話聞いてほしいだけ」みたいなのに塩対応してしまいがちです。

5. 個別化(Individualization)|人の違いに敏感

個別化は、「人はそれぞれ違う」を前提に、一人ひとりの個性を見抜く資質です。

これは人と仕事をするときに効いてる実感があります。同じ依頼でも、相手によって伝え方を変えたほうがいいなとか、この人にはこの役割が向いてそうとか、自然と考えている。完全に一人で完結しない仕事——たとえば外注さんと組むときなんかに、地味に役立っています。

ちなみに、僕のトップ5は人間関係構築力と戦略的思考力に寄っていて、実行力・影響力の資質は上位にほぼいませんでした。「影響力がない」「人間関係構築力ばかり」みたいな偏りを気にする人もいますが、領域の偏りは弱点ではなく特徴です。足りない領域は、得意な領域の資質で補えばいい、というのがGallupの基本的な考え方でした。

受けてみて、正直どうだった?評判・口コミ的なリアルな感想

ネットで「ストレングスファインダー 意味ない」「やる意味あるの?」という評判・口コミも見かけるので、僕の正直な感想を良し悪し両方書いておきます。

良かったことは、「向いてないことに罪悪感を持たなくなった」ことです。最上志向×目標志向の組み合わせだと、ゴールの曖昧な雑談や、終わりの見えないルーティンが苦痛なんですよね。今まではそれを「自分の忍耐が足りないせいだ」と責めていました。でも、診断結果を見て「あ、これは単に自分の資質と合わないだけだ」と思えた。苦手を頑張って克服するより、得意で勝負するという割り切りができたのは大きかったです。

微妙だったことを挙げるとすれば、結果を見て満足して終わりがち、ということ。「意味ない」と言う人の多くは、たぶんここで止まっています。診断は「自分を知るスタート地点」でしかなくて、そこからどう行動を変えるかが本番です。4,680円払って結果を眺めただけで終わったら、ただの占い代になります。受けるなら「結果を踏まえて何を一つ変えるか」までセットで考えたほうがいいです。

結果が見れない・ログインできないときは?

地味につまずきやすいのが、後から結果をもう一度見たいときです。結果はGallupのアカウント(my.gallup.com)に紐づいているので、受検時に作ったアカウントでログインすれば、いつでも結果のpdfを再確認できます

「ログインできない」「結果がどこにあるかわからない」という場合は、受検時に使ったメールアドレスを思い出すのが先決です。アクセスコードは1回使うとアカウントに結果が保存される仕組みなので、コードを再入力するのではなく、アカウントにログインしに行くのが正解です。

受検料4,680円は経費になるのか?領収書はどうする

さて、ここからは少しだけお金の話。「ストレングスファインダー 領収書」「経費」で検索してこの記事に来た人もいると思うので、僕が調べて考えたことを書きます。

このブログのように情報発信を仕事にしている場合、ポイントになるのはその支出が事業と関連しているかどうかです。

たとえば僕の場合、このブログは英語・ノマド・働き方をテーマにした情報発信メディアで、広告やアフィリエイトが収益になっています。そして今まさに書いているこの記事のように、ストレングスファインダーの体験そのものがブログのコンテンツになっている。つまり受検料は「記事を書くために実際に使ったお金」という整理ができるわけです。この場合は広告宣伝費や取材費的な性質として説明しやすい。

逆に、まったく事業と関係なく「自分の自己理解のために受けただけ」だと、事業との関連性を説明しづらくなります。同じ4,680円でも、それを何にどう使ったかで扱いが変わる、ということですね。

証拠として残しておくべきは、受検時の領収書とクレジットカードの明細です。僕のカード明細には「DRI*GALLUP」という名義で記録が残っていました。海外サービスなので表記が独特ですが、明細+領収書がセットであれば、いつ・いくら・何に使ったかははっきりします。領収書は受検後にGallupのアカウントからダウンロードできるので、忘れずに保存しておきましょう。

ただし——ここは大事なところなのですが、最終的に経費として認められるかどうかは、事業の内容や個別の状況によって変わります。僕は税理士ではないので、ここで書いたのはあくまで「考え方」です。実際に計上するときは、必ず顧問税理士や税務署に確認してください。ネットの体験談を鵜呑みにして処理して、あとで困るのがいちばん損なので。

まとめ:4,680円で「得意で戦う」覚悟が決まった

ストレングスファインダーは、占いでも性格診断でもなく、「自分が無意識にやってる得意なこと」を言語化してくれるツールでした。

  • やり方は、オンラインで177問・約30分
  • 料金プランは、上位5つ版か34資質版。まずは上位5つで十分
  • 結果はアカウントにログインすれば何度でもpdfで確認できる
  • 情報発信が事業なら、受検料の扱いは税理士に相談する価値あり

ノマドやフリーランスみたいに、自分で自分の働き方をデザインしなきゃいけない人ほど、一度受けてみる価値はあると思います。誰も「お前はこれが得意だ」と言ってくれない働き方だからこそ、自分の取扱説明書を一つ持っておくのは強い。

4,680円で、苦手と戦うのをやめて得意で勝負する覚悟が決まったなら、僕にとっては十分元が取れた買い物でした。

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