学生の皆さんにとって人生初のバイト選びは、嫌なバイト先だったらどうしようと思い、不安になりますよね。
バイト経験がない学生さんは、何もかもが初めての経験となるので、実際に働いてみて大変なバイト先であっても、無理して頑張ってしまうことがあります。
しかし、過酷なバイト先で働いていては大切な学業との両立が難しくなるので、慎重に選ぶべきです。
この記事を読めば、おすすめしない初バイトを知ることができ、自分に合ったバイト選びの参考となりますよ。
ぜひ最後までご覧ください。
大学生と高校生におすすめしない初バイト10選【アルバイト】
- 設営・撤去バイト
- 塾講師のバイト
- 倉庫内軽作業バイト
- 居酒屋のバイト
- パチンコ店のバイト
- 引越し業者のバイト
- 日払いの派遣バイト
- 深夜の宅急便バイト
- マクドナルドのバイト
- 土木工事のバイト
1.設営・撤去バイト
始業時間がとても早く、重い機材を運搬し続けるなど肉体労働が過酷という理由でおすすめしません。
仕事内容は、コンサートで使用する機材の運搬や設営がメインの単純作業ですが、重たい機材を運び続ける過酷なものです。
現場作業員の気質も荒いので、厳しい指示に耐え続けなければならず、ストレスも溜まります。
コンサート中には、ステージに背を向けてひたすら立ち続ける仕事となりますが、これが想像以上に疲れます。
コンサート終了後には、疲れ果てている状態で重い機材の撤去作業が残っているので、一日が終わった頃には疲れ果ててしまいます。
また、集合時間が朝早いことが多いため、早起きが苦手な人にとっては大変なバイトといえます。
おすすめしない理由
- 現場作業員の指示が厳しく、肉体労働が過酷
- 始業時間がとてつもなく早い
2.塾講師のバイト
時給が安く、授業の準備にかかる労力が大変な上にシフトの融通がきかないという理由でおすすめしません。
塾講師は時給が高いイメージがありますが、実際には授業の準備に費やす時間も多く、この時間は勤務時間に入らないため、結果的に時給としては安くなります。
塾講師にとって、最も忙しくなる時期は受験シーズン中となりますが、補講の回数が増えてくるため、自分の勉強に使う時間が少なくなってしまい、学業との両立が難しいといえます。
また、基本的にシフト時間が曜日固定であり、受験生を相手にしているので、シフトの融通が利きづらいデメリットもあります。
おすすめしない理由
- 授業以外の作業に給料が支払われないので時給が安くなる
- シフトの融通が利きづらく、受験シーズンの忙しい時期は学業との両立が難しい
3.倉庫内軽作業バイト
労働環境や仕事内容が過酷な上に時給が安いという理由でおすすめしません。
職種が軽作業となっていますが、軽い作業という意味ではなく、重たい荷物の積み下ろしを手作業で行う非常に腰に負担がかかる過酷な仕事です。
倉庫内の作業となるので、夏場は暑く冬場は寒い過酷な状況で働くことになります。
また、仕事の辛さの割に時給が安いため人手不足に悩んでいる業界であり、今後は機械による自動化の方向に進んでいくでしょう。
よって、将来役立つことのないスキルなので、学生生活の貴重な時間を無駄にしないためにも別のバイトをおすすめします。
おすすめしない理由
- 仕事内容と労働環境が過酷で時給が安い
- 将来役に立つスキルが身に付かない
4.居酒屋のバイト
労働の過酷さと客層が悪いという理由でおすすめしません。
学生のバイト先候補のひとつとして上位にあがる居酒屋ですが、実際には息をつく暇もない程、忙しく過酷なバイトです。
飲み会シーズンには団体客の注文に対処しきれない程忙しい状況になり、注文対応や厨房からホールに料理やお酒を運び続けるなど、常に動き続けなければいけません。
また、基本的にお酒が入ったお客さんを相手にするので、客層が悪いこともデメリットのひとつです。
理不尽なクレームや暴言、吐いてしまうお客さんの対応もしなければいけないのでストレスも溜まります。
深夜まで働くことが多いので、バイトが終わる頃には疲れ果ててしまい、学業との両立が難しいバイト先といえます。
おすすめしない理由
- 仕事内容が過酷で勤務時間が深夜に及ぶ
- 客層が悪い
5.パチンコ店のバイト
体力勝負の過酷な仕事内容であること、客層や職場環境が悪いという理由でおすすめしません。
基本的に一日中ずっと立ちっぱなしであり、8kgを超える重さのドル箱を何回も運ぶ体力勝負のバイトとなります。
腰に負担のかかるパチンコ点のバイトでは、腰痛に悩む人も多く、人生これからの若い学生の皆さんにはおすすめできないバイトです。
また、タバコの煙や店内の騒音に耐えなければならない他、勝負に負けているお客さんの理不尽なクレームにも対応しなければならず、職場環境という点においてもデメリットがあります。
おすすめしない理由
- 体力勝負の過酷な仕事
- 客層が悪く職場環境が悪い
6.引越し業者のバイト
危険と隣り合わせの作業で、体力的にもきつく、バイトのパートナーに恵まれないと精神的にも疲れてしまうという理由でおすすめしません。
引越し作業は、とても重たい荷物を運ぶので過酷な労働であることはもちろん、汚い家の引越し作業ともなるとアレルギーのある人には痒くなるような環境で働かなくてはいけません。
さらに、重い電化製品を取り扱うので手を滑らしてしまうと大怪我をすることもあります。
このように、危険と隣り合わせの作業なので、常に気を張り続けなければいけませんので息をつく暇もありません。
また、引越し業者の中には、態度が悪く性格の悪い人が多いため、パートナーになった時にはストレスが溜まります。
ベテランの人には自分なりの仕事の進め方があるので、ずっと文句を言われ続けたり、命令口調で指示され続けると精神的につらく、ストレスが溜まります。
おすすめしない理由
- 肉体労働がきつく危険と隣り合わせの作業となる
- バイト先輩の要求にストレスが溜まる
7.日払いの派遣バイト
肉体労働が過酷で厳しい環境で働くことが多く、将来に役立つスキルが身につかないという理由でおすすめしません。
仕事内容は警備員や交通誘導員など多岐に渡り、初心者でも簡単にできる単純作業ばかりですが、その分将来役に立つようなスキルを身につけることができません。
屋外での仕事になると、夏は炎天下の中、冬は厳しい寒さの中で働く肉体労働の仕事が多く、バイトが終わると疲れ果ててしまうため、学業と両立させたい人にはおすすめできません。
また、日払いの派遣バイトは、基本的に一日単位で終わる仕事ばかりなので、バイト仲間ができにくいというデメリットがあります。
おすすめしない理由
- 肉体労働が過酷で将来役に立つスキルが身に付かない
- バイト仲間ができにくい
8.深夜の宅急便バイト
作業内容が過酷であること、深夜の勤務時間のため生活バランスが崩れ、学生生活に支障がでるという理由でおすすめしません。
仕事内容は、ベルトコンベアに流れてくる荷物を取り分けて台車に積むといった単純作業です。
しかし、作業ペースが速く、息つく暇もない程忙しいため、仕事中はひたすら動き続ける過酷なものとなります。
高時給という魅力はありますが、勤務時間が深夜であり、生活バランスが崩れるため、翌日に学校があるときは働くことが困難です。
また、深夜の仕事を続けていると、体調を崩してしまうことが多いため、学業との両立が大切な学生の皆さんにはおすすめできないバイト先です。
おすすめしない理由
- 深夜の時間帯に勤務するため、生活バランスを崩し学業に悪影響がでる
- 仕事内容が過酷
9.マクドナルドのバイト
お客さんの人数が多く忙しいこと、客層が悪いという理由でおすすめしません。
マクドナルドは、年間を通して13憶人以上のお客さんが来店する人気のお店であり、とにかくお客さんの人数が多いことから、厨房内の仕事やレジでの接客作業が大変です。
特に休日になると、お昼時のピーク時には、休む暇なく常に動き続けなければいけません。
マクドナルドといえば、豊富なメニューと、日々開発されていく新商品もでてくるため、全てのメニューを覚えるのに苦戦します。
また、お客さんの数が多いと、それだけ理不尽なクレームを言う人も多く、ストレスが溜まります。
さらに、高校生など若い人の利用も多いため、特に駅前のお店ではマナーが悪いお客さんが多く、対応に困ることがデメリットのひとつです。
おすすめしない理由
- とにかくお客さんの数が多いため、休む暇なく働き続ける過酷な仕事
- 客層が悪い
10.土木工事のバイト
労働環境が悪いこと、肉体労働が過酷という理由でおすすめしません。
土木業界は依然として景気の厳しい業界なので、工事現場の作業員を人員削減しているところが多く、一人ひとりの負担が大きくなっています。
夏は炎天下の中、冬は厳しい寒さの中で一日中動き続けなければならない過酷な労働環境です。
現場で取り扱うものは建設機材や廃材、発生土など重量があり、かつ危険なものなので、一日の作業が終わった時には筋肉痛と擦り傷で絶えないことになります。
また、現場作業員の中には気質の荒い人が多いので、動きが悪いと先輩から怒鳴られることが多々あるので、ストレスも溜まります。
このように、土木工事の過酷な労働環境では、仕事が終わると疲れ果ててしまい、体調を崩してしまうこともあるので、学業との両立は難しいといえます。
おすすめしない理由
- 仕事が過酷で労働環境が悪い
- 作業員に気質が荒い人が多い
まとめ
初バイトだからといって、お金が稼げればどこでもいいという軽い気持ちでバイトを選ぶと失敗することがよくあります。
我慢強い学生さんは、嫌なバイトであっても頑張りすぎてしまい、学生にとって大切である学業との両立が難しくなるケースもあります。
しかし、バイト選びに慎重になりすぎると、なかなか一歩が踏み出せず、いつまでたってもバイトが決まらないのも困りますよね。
よって、この記事を参考にするとともに、同世代の友人や先輩達、家族の身近な人たちから情報を手に入れて、勇気をもってバイトを始めてみることが大切です。
初めてのバイトで不安があると思いますが、きつくて大変なバイト先であれば、すぐにやめればいいのです。
皆さんにとって、自分に合ったバイトと出会えることを願っています。