
海外で長期滞在しながら、語学学習と仕事を両立できるのか。これは、海外ノマドや社会人留学を考える人にとって、気になるテーマの一つです。
2024年7月10日〜9月4日の56泊57日で、台湾・台南の国立成功大学(國立成功大學)の中国語コースに通いながら、記事執筆・SEO関連の業務を継続しました。本記事では、その2ヶ月の全体像を、領収書ベースの費用・移動・作業環境・生活実感の観点からまとめます。
短期検証ではなく、現地で実際に生活しながら学習と仕事を並行する形でしたので、海外で中期滞在しながら働くことに関心のある方の参考になればと思います。
この記事でわかること
- 台南で2ヶ月間、中国語留学とノマドワークを両立した実体験
- 成功大学の中国語コース・台南生活・作業環境のリアル
- 領収書ベースで確認できた航空券・学費・宿泊費・Uber移動費・通信費の主要費用
結論|台南は中国語留学とノマドワークを両立しやすい街だった

結論から言うと、台南は中国語学習と仕事を並行する滞在先として、生活面・コスト面ともに現実的でした。
2ヶ月間、成功大学の中国語コースに通いながら記事執筆・SEO関連の作業を続けましたが、私の場合は、宿泊・通信・移動の面で大きな支障はなく、授業と作業を並行しやすい環境を作れました。
特に台南のAirbnbで適用された長期滞在割引(月割引)は、宿泊費を大きく抑える要因となり、長期で海外滞在する場合の費用感を把握する上でも有用でした。授業前後にカフェや宿泊先で作業する生活リズムも作りやすく、社会人が中国語学習と仕事を両立する選択肢として、十分に現実的だと感じました。
台湾留学+ノマドワークの全体スケジュール
今回の滞在は、以下のように複数都市を移動しながら過ごしました。台南を中心拠点にしつつ、入国時の準備期間と、出国前の最終調整期間を別都市で取った形です。
| 日程 | エリア | 拠点 | 泊数 |
|---|---|---|---|
| 7/10〜7/15 | 台北近郊・土城 | Airbnb | 5泊 |
| 7/15〜8/31 | 台南・中西區 | Airbnb(長期滞在) | 47泊 |
| 8/31〜9/2 | 九份・瑞芳 | Airbnb | 2泊 |
| 9/2〜9/4 | 台北・中正區 | POSHPACKER HOTEL | 2泊 |
2024年7月10日|福岡空港から桃園空港へ
2024年7月10日10:55、福岡空港からタイガーエア台湾(IT241)で台湾・桃園国際空港へ向かいました。12:25着。
今回の航空券は、片道で¥24,080(運賃・手荷物・税・サービス料込み)でした。LCCを利用したことで、台湾までの移動費を比較的抑えられました。
7月10日〜7月15日|台北近郊・土城で準備期間
入国直後はいきなり台南に向かわず、台北近郊の土城エリアのAirbnbに5泊しました。台南での長期滞在に備えて、生活用品の調達や、台湾で必要な作業環境のセットアップを行うための準備期間です。
この5泊で¥35,212。1泊あたり約¥7,000でした。
7月15日〜8月31日|台南・中西區で47泊の長期滞在

7月15日に土城から台南へ移動し、台南の中西區にあるAirbnbに47泊しました。中国語コースの通学拠点であり、ノマドワークの主拠点でもあった場所です。
47泊の合計は¥101,349で、Airbnbの長期滞在割引(月割引)が大きく適用されました。1泊あたり実質約¥2,156という水準は、海外長期滞在の費用感を考える上で大きな材料です。
8月31日〜9月2日|九份・瑞芳で週末滞在
2ヶ月の台南滞在を終えた後、台北方面に戻る途中で、九份・瑞芳エリアに2泊しました。Airbnbで¥9,490。長期滞在の合間に取った週末リフレッシュ的な位置づけです。
九份では夕方〜夜に瑞芳エリアでUberを利用し、移動費は2件でNT$345でした。
9月2日〜9月4日|台北で最終調整、その後フィリピンへ
九份から台北・中正區に移動し、POSHPACKER HOTEL(鉑泊客旅店)に2泊しました。台北駅近くの立地で、台湾出国前の最終調整に使った宿泊先です。料金はNT$2,400(約¥10,960)。
9月4日に台湾を出国し、その後はフィリピンを起点にアジア各国でノマドワークを継続しました。アジア周遊編は別記事でまとめる予定です。
なぜ台南の成功大学で中国語を学んだのか
台湾を選んだ理由は、日本から比較的近く、中国語を学びながら中期で滞在しやすい環境だと感じたからです。短期の旅行ではなく、生活と仕事を継続しながら語学学習に取り組める滞在先として、台湾は現実的な選択肢でした。
その中でも台南を選んだのは、台北に比べて落ち着いた雰囲気があり、生活コストも抑えやすい印象があったためです。前年の短期滞在で台南を訪れていたこともあり、長期で生活する場所として候補に上がりました。
成功大学の中国語コースは、台南を代表する大学の中国語センターで、夏季クォーターに通える期間設定が、今回の2ヶ月滞在の計画と合っていました。語学学習を生活の中心に置きながら、空き時間に記事執筆やSEO関連の作業を続けられるかを試したいと思い、最終的に成功大学に決めました。
2ヶ月の主要費用ダイジェスト|領収書ベースで約29万円
領収書ベースで確認できた主要費用は、航空券・学費・宿泊費・Uber移動費・通信費(iVideo)を合わせて約29万円でした。食費・eSIMやVPNなど一部の通信費・都市間交通費は含めていないため、実際の総額はこれより少し高くなります。
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| 航空券:福岡→桃園 | ¥24,080 | タイガーエア(片道) |
| 学費:成功大学 | 約¥81,000 | 出願料NT$1,000+夏季班NT$16,200 |
| 宿泊費:56泊 | 約¥157,011 | Airbnb+POSHPACKER HOTEL |
| Uber移動費 | 約¥19,815 | 領収書30件(実乗車29件+キャンセル料1件) |
| 通信費:iVideo WiFi / SIM | ¥11,286 | 桃園空港受取・中華電信4G LTE使い放題 |
| 主要費用合計 | 約¥293,192 | 食費・一部通信費等は除く |
航空券
福岡空港→桃園国際空港の片道航空券は¥24,080。LCCを使うことで、台湾までの移動コストを抑えられました。
成功大学の学費
成功大学の中国語コース(夏季クォーター)の費用は、出願料NT$1,000+夏季班学費NT$16,200で、合計NT$17,200(約¥81,000)でした。学費はクレジットカードで決済し、繳費證明(領収書)が発行されます。
宿泊費

56泊の合計は約¥157,011。内訳は、土城5泊で¥35,212、台南47泊で¥101,349、九份2泊で¥9,490、台北2泊で約¥10,960です。
特に台南の47泊は、Airbnbの月割引が大きく効き、1泊あたり実質約¥2,156という水準まで圧縮されました。長期で同じエリアに滞在することで、宿泊費を抑えられる典型的なパターンです。
Uber移動費
Uberは台南・台北・高雄・九份の各エリアで利用しました。領収書ベースで確認できたのは30件で、内訳は実乗車29件+キャンセル料1件、合計NT$4,216(約¥19,815)です。
このうち、台南のAirbnbから成功大学(光復校區・修齊大樓3F/中国語センター)への通学に使った領収書は11件、合計NT$1,771でした。1回あたりNT$135〜170程度、距離は約2.5〜2.9km、所要時間は8〜11分ほどでした。
通信費(iVideo)

通信手段としてiVideoの台湾WiFi / SIMを利用し、合計¥11,286でした。詳細は通信・セキュリティのセクションでまとめています。
食費・一部通信費など未集計の費用について
今回の主要費用には、食費・eSIMやVPNなどの一部通信費・台南⇔台北間の都市間交通費(高鐵・台鐵)などは含めていません。これらを加えると、実際の総額は29万円より少し高くなります。詳しい内訳は、別途まとめる費用記事で扱う予定です。
台南でノマドワークはできたのか

結論として、私の場合は台南でもノマドワークを継続できました。授業のある日は午前中に成功大学で学習し、午後はAirbnbや市内のカフェで記事執筆・SEO関連の作業を進めるという流れを継続できました。
通信環境は事前に申し込んだiVideoのWiFiルーターとSIM(中華電信4G LTE使い放題)を桃園空港で受け取って利用し、宿泊先のWiFiも比較的安定していたため、通常の作業で大きく困る場面はありませんでした。台南でも、中西區を中心に作業に使いやすいカフェをいくつか見つけられました。
通学についても、Airbnbから成功大学までUberで約10分前後でアクセスでき、授業前後の時間管理が読みやすかった点も、仕事との両立に役立ちました。
台南の作業環境について、カフェやWiFi、電源、コワーキング情報などの詳細は、別記事「台南でノマドワークはできる?カフェ・ホテル・WiFi・作業環境を2ヶ月検証」でまとめます。

成功大学の中国語コースに通って感じたこと

成功大学の中国語コースは、2024年夏季クォーターのコースに参加しました。授業は光復校區の修齊大樓3F・Chinese Language Center(中国語センター)で行われ、Airbnbから通うルーチンが2ヶ月続きました。
授業後や空き時間に記事執筆・SEO関連作業を進めるスタイルで、語学学習と仕事をどう両立させるかを実際の生活で試した形になります。
授業内容・クラスの雰囲気・学習効果などの詳細は、別記事「成功大学の中国語コースに2ヶ月通った感想|授業内容・クラスの雰囲気・学習効果」でまとめます。
台南生活で良かった点・大変だった点
良かった点
- 台南は台北より落ち着いていて、長期滞在しやすかった
- Airbnbの月割引で宿泊費を大きく抑えられた
- 成功大学までUberで約10分前後だったので、通学しやすかった
- 授業後にカフェや宿泊先で作業する流れを作りやすかった
- 食費も比較的抑えやすく、日常生活のコスト感を把握しやすかった
大変だった点
- 8月の台南はかなり暑く感じた
- 徒歩移動だけだと体力を使うため、Uberに頼る日もあった
- Uberは便利だが、キャンセル料が発生することもあった(1件NT$40)
- 授業・移動・仕事を同じ日にこなすには、時間管理が必要だった
特に8月のキャンセル料は、配車後に再手配が必要になった経験から発生したものです。海外の配車アプリを使う際は、こうした手数料が発生することも想定しておくのが現実的です。
通信・セキュリティ|長期滞在で準備しておきたいもの
2ヶ月の海外滞在では、通信とセキュリティを事前に整えておくと、現地到着後の立ち上がりがスムーズになります。今回はメインの通信手段として、桃園空港でiVideoのWiFiルーターとSIMを受け取って利用しました。
iVideoの台湾WiFi / SIM
台湾滞在中の通信手段として、iVideoの台湾WiFi / SIMを事前にネット予約し、2024年7月10日に桃園空港第1ターミナルで受け取りました。中華電信キャリアの4G LTE使い放題プランで、長期滞在中の地図検索・配車アプリ・チャット・PCでの作業時の通信に役立ちました。
決済金額は、WiFiルーター系プランが¥6,084、SIMのみプランが¥5,202で、合計¥11,286でした。受取日は2024年7月10日、予約上の返却予定日は9月7日でした。長期滞在では、データ通信量を気にせず使える定額プランが安心でした。
複数国を移動する場合はAiralo eSIMも選択肢
今回の台湾滞在中はiVideoのWiFiルーターとSIMを利用しましたが、台湾出国後のアジア周遊ではAiraloのAsia eSIMを利用しました。複数国を短期間で移動する場合は、国ごとにSIMを買い替えるより、アジア対応のeSIMを事前に準備しておく方法も便利です。
紹介コード:WEAADF8179(初回$3 OFF)
MillenVPN
公共WiFiやカフェWiFiを使う機会が多いため、VPNで通信を暗号化していました。MillenVPNは日本企業運営で、業務利用での安心感があります。
紹介コード:R923498EM1BB(1,000円OFF)
台湾短期ノマド記事との違い
同じ台湾でも、短期検証と長期留学+ノマドでは滞在の性格が大きく変わります。2023年12月に行った11泊12日の短期ノマド検証と、今回の2ヶ月滞在を比較すると、以下のような違いが見えてきます。
| 軸 | 11泊12日・短期検証 | 2ヶ月・長期留学+ノマド |
|---|---|---|
| 目的 | 台湾各地の作業環境を確認 | 中国語学習と仕事の両立を確認 |
| 拠点 | 台北・台中・台南を移動 | 台南を中心に長期滞在 |
| 宿泊スタイル | ホテル中心 | Airbnb長期滞在+一部ホテル |
| 宿泊単価 | 約¥8,900/泊 | 台南Airbnbは約¥2,156/泊 |
| 移動 | 都市ごとにUberを利用 | 通学・生活移動でもUberを利用 |
| 移動費 | Uber合計NT$3,015 | Uber領収書30件でNT$4,216 |
| 生活の深さ | 短期滞在・検証寄り | 現地生活・通学・仕事の両立寄り |
短期検証では「台湾で仕事ができるか」を試した形でしたが、今回の長期滞在では「台湾で生活しながら学業と仕事をどう両立するか」を試した形になります。短期検証の結果は、別記事「【11泊12日】台湾ノマドワーク実録|台北・台中・台南の作業環境と総費用14万円台の内訳」でまとめています。
まとめ|社会人でも台湾留学と仕事の両立は現実的だった
2024年7月10日〜9月4日の56泊57日を通して、台湾・台南で中国語留学とノマドワークを並行する生活を継続できました。
- 成功大学の中国語コースに通いながら、授業前後の時間で記事執筆・SEO関連作業を継続できた
- Airbnbの月割引により、台南の宿泊費を大きく抑えられた
- Uberで通学・生活移動を効率化でき、時間管理がしやすかった
- 領収書ベースの主要費用は約29万円で、長期滞在の費用感を具体的に把握できた
社会人が中国語学習と仕事を両立する選択肢として、台湾・台南は現実的な滞在先の一つだと感じました。短期出張ではなく、現地で生活しながら学習を進めたい方にとって、検討の余地がある選択肢だと思います。
その後|2024年9月4日、台湾を出てアジア周遊ノマドへ
9月4日に台湾を出国し、その後はフィリピンを起点として、マレーシア・インドネシア・シンガポール・インド・タイ・ベトナムをノマドワークしながら周遊しました。台湾→フィリピンの片道航空券は¥11,926。
アジア周遊編は、各国の作業環境・宿泊・移動・費用を別シリーズでまとめる予定です。
今回使ったサービスまとめ
| サービス | 用途 | 紹介コード | 特典 |
|---|---|---|---|
| iVideo | 台湾WiFi / SIM(メイン通信) | - | - |
| MillenVPN | VPN(セキュリティ) | R923498EM1BB | 1,000円OFF |
海外で長期滞在しながら仕事を続ける場合、通信とセキュリティを事前に整えておくだけで、現地到着後の立ち上がりが大きく変わります。
関連記事|2024年・台湾2ヶ月留学+ノマドワークシリーズ
2024年7月〜9月には、台湾・台南で56泊57日の長期滞在を行い、国立成功大学(國立成功大學)の中国語コースに通いながらノマドワークを継続しました。長期滞在版の検証記録は、以下の4記事でまとめています。
- 【領収書公開】台湾・台南で2ヶ月語学留学した費用は¥293,192|成功大学・Airbnb・Uber内訳
- 【2ヶ月検証】台南でノマドワークはできる?Airbnbを拠点に仕事した作業環境レビュー
- 【体験記】成功大学の中国語コースに5週間通った感想|A0クラスで基礎から学び直した記録
- 【30代社会人の体験談】台湾・台南で2ヶ月語学留学して感じたメリット・デメリット|仕事と両立できた理由
短期検証(11泊12日)と長期検証(56泊57日)を見比べると、台湾でのノマドワークの可能性と、長期滞在ならではの工夫が立体的に見えてくると思います。
