貿易実務検定B級を青山学院大学で受けてきたのでレビューしたいと思います。
貿易実務検定B級
はい、無駄話が過ぎましたがここから本題です。
自身の自己採点とともに感想を書き綴っていきます。
貿易実務
まずは、貿易実務から。
自己採点の結果:84点/150点(18,36,18,12)
やっぱり過去問から結構似たような問題が出題されている印象を受けました。が、一つ問題発生。問3の貿易書類でまさかの「貨物海上保険証券」が出題され、パニックに陥りました。それもそのはず、全く手をつけていない貿易書類だったんです。基本的に信用状、信用状開設依頼書、船荷証券、荷為替手形、航空貨物運送状の5つで8,9割取れるように準備していたんです。そしたら、全く手をつけていないものが出てきて完全に対策ミスでした。また、問4は4問正解して、貿易書類で13,4問を狙っていたのも失敗です。そんなこともあり100点以上を取ることができず予想スコアを大きく下回り、満遍なくやる必要があると感じました。
貿易英語
次は貿易英語です。
自己採点の結果:84点/100点(30,6,12,36)
過去問と難易度が変わらず特に苦戦はしなかったです。ここでの目標点は、80点以上だったので達成できましたし、普段通りに解くことができました。私が思う貿易英語の攻略法は、消去法で問題文を一行目ずつ(一行読んだら、別の問題文へ)読み、それを二行目、三行目と続けていき解答を見つけることだと思いました。本当に微妙なニュアンスの差で解答が分かれる問題がそこまで多くなく、それよりも明らかに違う英単語の和訳だったり、英訳だったりが出題されます。なので、語彙を増やすことで問1,2,3は7割取れると思います。それから、問4は完全にTOEICのPART7と似ています。ここでは、語彙よりも文を読む速さと正確さが求められます。なので、TOEIC700点くらいあれば全く問題なく解ける問題だと思います。
貿易マーケティング
次は、マーケティングです。
自己採点の結果:36点/50点(12,10,6,8)
以前にお伝えした通り、対策のしようがない問題ばかりが出題されました。それでも、なんとか7割以上は取ることができました。問1,2,3の対策は、常日頃から新聞や時事問問題に関してアンテナを張っておく、としか言いようがないです。しかし、問4に関しては、東南アジアの問題が多く出題されます。なので、何かしら東南アジアに関する貿易マーケティングの書籍があれば、それを購入して対策は立てられる思います。
まとめ
自己採点の結果:204点/300点(84,84,36)
合格点は210点以上なので「不合格」となりました。
不合格の要因は、上記でも述べた通り貿易書類だと思います。実際に実務を行うようになってくるとあらゆる貿易書類を読み解く必要があると思うのでそれも踏まえて次回に活かしたいと思いました。
結果に落胆してはいたんですが、協会のHPを見るとこんなことが書かれていました。
合格基準点:3科目の合計210点(70%)を基準として試験委員長の定める点
「試験委員長の定める点」とあることから必ずしも210点で足切りするとは言い切れないみたいです。このことに関して少しネットで調べてみると、基準点を下回っても合格した人がいるみたいなので、基準点に達する人があまりにも少ないと基準を下げるのかもしれませんね。なので、淡い期待を抱いている私がいます。笑 どちらにしろ、貿易の知識は着々とついてきたので実務で活かせるような職業に就けるといいなと思います。
最後に1つ。高いお金を払って講座をとる人がいますが、B級は独学でも十分事足りると感じました。もちろん、独学の場合、わからない時に質問する相手がいないですし、それを自分で解決しないといけません。しかも、実務経験者の体験談を聞きながら勉強できないのでなかなか実務と結びつかないように思えてしまいがちです。ですが、合格するだけなら、ベーシックマニュアルと過去問4回分以上あれば問題ないと思います。金額にすると、約1万ほどなので講座受講料の約8万円と比べれば大したことないですよね。なので、私としては、独学での受験をオススメします。
本日も読んでいただきありがとうございました。
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