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TOEICを9年ぶりに受けた感想|800点から705→755点に推移した3回分の結果

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はじめに|2016年以来、約9年ぶりにTOEICを受けた理由

2016年にTOEIC800点を取って以来、試験から距離を置いていた

2016年にTOEICで800点を取って以来、しばらくTOEICから離れていました。

当時は英語学習の成果を測るためにTOEICを受けていましたが、その後は試験としての英語からは距離を置いていました。

2024年ごろから英語を使う必要性が再び出てきた

ただ、2024年ごろから改めて英語を使う必要性が出てきました。

現在、私は外資系企業の日本法人でマーケティングの仕事をしています。

外資系企業を受ける以上、当然ながら面接は英語で行われることがあります。実際に、面接時の試験内容が英語だった会社もありました。

日常英語とビジネス英語のギャップを感じた

英語自体は、海外の友人とチャットをする機会などで使っていました。

ただ、ビジネス英語を体系的に勉強していたわけではありません。

そのため、英語面接や実務で使える英語をブラッシュアップする必要があると感じました。

約9年ぶりにTOEIC L&Rを受けることにした

そこで、まずはリスニングとリーディングを鍛え直すために、約9年ぶりにTOEIC L&R公開テストを受けることにしました。

TOEICは「試験対策のための試験」というイメージもありますが、ビジネスでよく使われる表現、メール、お知らせ、会議、案内文などに触れる機会が多い試験でもあります。

なので、単にスコアを取るだけではなく、実務で使えそうな表現を覚えるチャンスとして捉えていました。

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約9年ぶりにTOEICを受けた結果|2025年に3回受験したスコア

2025年に受けた3回分のスコアまとめ

今回、2025年にTOEIC L&R公開テストを3回受けました。

結果は以下の通りです。

試験日 Listening Reading Total
第379回 2025/01/26 午後 385 320 705
第383回 2025/03/01 午後 425 330 755
第387回 2025/04/20 午後 405 350 755

1回目は705点。

2回目と3回目は、どちらも755点でした。

2016年に取った800点には届きませんでしたが、約9年ぶりに受けたTOEICとしては、今の自分の英語力を確認する良い機会になりました。

705点から755点に上がった一番の理由は「試験慣れ」

ただ、今回の結果を振り返ると、705点から755点に上がった理由は、英語力が急に伸びたからではないと思っています。

一番大きかったのは、完全に「試験慣れ」でした。

この点については、後ほど詳しく書きます。

受験料が高くなったと感じた|9年前との比較

9年前は5,000円台、今は7,810円

久しぶりにTOEICを申し込んで、まず感じたのは受験料の高さです。

9年前はたしか5,000円台くらいだった記憶があります。

それに対して、今回申し込んだときは通常価格で7,810円でした。

リピート受験割引でも6,710円

リピート受験割引を使うと6,710円になりますが、それでも気軽に何回も受けられる試験ではないと感じました。

IIBC公式の案内でも、TOEIC L&R公開テストの通常価格は7,810円、2025年1月以降のリピート受験割引価格は6,710円とされています。(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)

1回1回を無駄にしないために当日の準備も整えた

だからこそ、1回1回を無駄にしないように、試験当日の準備も含めてしっかり整えることにしました。

TOEICは英語力だけでなく、時間配分がかなり重要な試験です。

少しでもマークに時間を取られないように、マークシート用の鉛筆を用意したり、試験用の腕時計を購入したりしました。

参考書だけでなく、当日の持ち物まで準備したのは、久しぶりに受ける試験だったからだと思います。

勉強期間は1ヶ月半ほど|平日2時間、土日4時間くらい

仕事をしながらの勉強スケジュール

最初の受験までの勉強期間は、だいたい1ヶ月半くらいでした。

仕事をしながらだったので、平日は毎日2時間くらい、土日は4時間くらいを目安に勉強していました。

一番不安だったのは「時間が足りるかどうか」

不安だったのは、とにかく時間が足りるかどうかです。

TOEIC L&Rは、リスニング約45分・100問、リーディング75分・100問、合計約2時間・200問の試験です。(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)

200問を2時間で解くので、少しでも迷ったり、リスニングで聞き逃した問題を引きずったりすると、すぐに次の問題に影響します。

リスニングは聞き逃した問題を引きずると危険

特にリスニングは一度しか音声が流れません。

聞き逃した問題を考え続けてしまうと、その次の問題まで落としてしまう危険があります。

久しぶりに受けるTOEICで一番怖かったのは、英語が分からないことよりも、試験のスピードについていけないことでした。

試験会場によって集中しやすさがかなり違った

東京会場の印象|人が多く集中しづらい

今回、複数回TOEICを受けて感じたのは、会場によって集中しやすさがかなり違うということです。

東京の会場は人が多く、周囲の音も気になりやすく、個人的には集中しづらい印象がありました。

スピーカーは複数設置されているものの、座る場所によって聞こえ方に差があるように感じました。

TOEICのリスニングは一度しか音声が流れないので、音が聞き取りにくいとそれだけで不利になります。

埼玉会場の印象|小規模でスピーカーがよく聞こえた

一方で、埼玉の会場は比較的小さく、密閉された空間だったこともあり、スピーカーの音がよく聞こえました。

かなり集中して受験できた印象があります。

受験者は学生も社会人も多く、年齢層は幅広かったです。

同じ問題でも会場環境で体感が変わる

TOEICは同じ問題を解いていても、会場環境によって体感が変わる試験だと感じました。

特にリスニングは、スピーカーの位置や音の響き方がかなり重要です。

TOEICリスニングの感想|Part1〜Part4を振り返って

Part1の感想|単語力が意外と問われる

リスニングは、Part1については昔と大きく変わっていない印象でした。

Part1は写真描写問題です。

単語さえ分かれば答えられる問題も多いですが、知らない単語が出てきた瞬間に難しく感じることがあります。

Part1は簡単そうに見えて、意外と語彙力が問われるパートだと思います。

Part2の感想|問題数は減ったが、短いからこそ難しい

Part2は、昔より問題数が減った印象がありました。

現在のTOEIC L&Rでは、Part2は25問です。(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)

内容自体は、昔と大きく変わっていないように感じました。

最初の5W1Hを聞き取ること、Yes/No疑問文、平叙文、否定疑問文、付加疑問文、選択疑問文などに素早く対応することが重要です。

ただ、Part2は短いからこそ難しいです。

問題文も選択肢も印刷されていないので、聞き逃すと終わりです。

短い一文に集中する力が必要だと感じました。

Part3の感想|3人会話や図表問題で難易度が上がった

一番難しく感じたのはPart3です。

Part3は、2人の会話だけでなく、3人で話す会話もあります。

さらに、図や表を見ながら答える問題もあります。

昔のTOEICよりも、会話の状況を瞬時に把握する力が求められているように感じました。

公式の問題形式でも、Part3は2人または3人の会話で、図表情報に関連する設問が出る場合があると説明されています。(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)

Part3で重要なのは「先読み」のスピード

Part3では、先読みがかなり重要です。

問題文を先に読んで、何を聞き取るべきかを頭に入れておかないと、音声が流れた瞬間に置いていかれます。

しかも、それをかなり高速でやらないといけません。

問題文を読んで、選択肢を見て、音声を聞いて、答えて、次の問題を先読みする。

この流れを45分間続けるのは、かなり集中力を使います。

Part4の感想|アクセントの違いと処理量の多さ

Part4も本当に難しいと感じました。

Part4はアナウンスや案内、広告、ラジオのCMのような音声が流れます。

話し手の声質やアクセントによって、聞き取りやすさが変わります。

アメリカ英語だけでなく、イギリス英語など、複数の発音に慣れておく必要があります。

内容自体はビジネスや日常の場面ですが、1回しか流れない音声を聞きながら、問題文と選択肢を処理するのはかなり大変です。

Part4もやはり先読みが鍵になります。

TOEICリーディングの感想|Part5〜Part7を振り返って

Part5の感想|文法と語彙の両方が必要

リーディングは、形式としては昔と大きく変わっていない印象でした。

Part5は品詞や文法、語彙の問題です。

文法知識だけで解ける問題もありますが、語彙を知らないと解けない問題もあります。

Part6の感想|文脈で解く長文穴埋め

Part6は、メールやお知らせ、案内文などの長文穴埋め問題です。

形容詞の使い方、動詞の活用、代名詞の指し示す内容、文脈に合う一文の選択など、文章全体を見ないと解けない問題があります。

Part7の感想|とにかく時間が足りない

そして、やはり一番きついのはPart7です。

Part7は、シングルパッセージ、ダブルパッセージ、トリプルパッセージと問題が続きます。

よく読めば正解できる問題が多い一方で、時間が足りません。

TOEICのリーディングは、英語が読めるかどうかだけではなく、限られた時間の中でどれだけ早く情報を処理できるかが問われていると感じました。

単語暗記だけでは対応しにくい部分

文章そのものは極端に難しいわけではありません。

ただ、設問に答えるために必要な情報を探し、複数の文書を照らし合わせて、正しい選択肢を選ぶ必要があります。

ここが、単なる単語暗記だけでは対応しにくい部分だと思います。

2016年に受けたTOEICとの違い

リスニングの変化|Part3とPart4の情報処理量が増えた

2016年に受けたときと比べて、今回大きく違うと感じたのはリスニングです。

特にPart3は、昔よりも複雑になったように感じました。

2人の会話だけでなく、3人で話す会話があり、さらに図表を見ながら答える問題もあります。

ただ音声を聞くだけではなく、設問を先読みし、状況を理解し、図表の情報も合わせて判断する必要があります。

2016年5月のTOEIC L&R公開テストから新形式問題が導入されており、現在ではその形式が定着しています。(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)

2016年当時も新形式は始まっていましたが、約9年ぶりに受けてみると、Part3やPart4の情報処理量が改めて重く感じました。

リーディングの変化|形式は同じだが、Part7の処理量は重い

リーディングについては、そこまで大きく変わった印象はありません。

ただ、Part7の文章量と情報処理量は相変わらず重いです。

一文一文はそこまで難しくなくても、文章全体を理解していないと解けない問題があります。

特にPart7では、全体の流れや複数の情報をつなげて考える力が必要です。

単語だけ暗記していても、950点以上のような高得点を取るのは難しいのではないかと感じました。

一番変わったのは、自分の集中力と体力だった

2時間集中し続ける体力がTOEICには必要

2016年と比べて一番変わったのは、TOEICそのものよりも、自分の集中力と体力だったかもしれません。

TOEICは合計200問を時間内に解く試験です。

英語力はもちろん必要ですが、それ以上に、2時間ずっと集中し続ける体力が必要だと感じました。

一度トイレに行ったら、全問を解き切るのはかなり難しくなるくらいの問題量です。

リスニングとリーディングそれぞれで必要な判断力

リスニングでは、聞き逃した問題を引きずらないこと。

リーディングでは、Part5に時間をかけすぎず、Part7に時間を残すこと。

こうした細かい判断を、試験中ずっと続ける必要があります。

正直、仕事よりも疲れると感じました。

705点から755点に上がった理由は、英語力よりも試験慣れだった

短期間で英語力が大きく伸びた感覚はなかった

今回、1回目は705点でしたが、2回目と3回目は755点でした。

50点上がったので、一見すると英語力が伸びたように見えるかもしれません。

ただ、正直なところ、短期間で英語力が大きく上がった感覚はありませんでした。

点数が上がった一番の理由は、完全に試験慣れだと思います。

9年ぶりだとTOEICの攻略法を忘れている

9年ぶりにTOEICを受けたときは、TOEICの攻略法をかなり忘れていました。

どのパートでどれくらい時間を使うべきか。

どこで集中すべきか。

聞き逃した問題をどこで切り捨てるべきか。

リーディングでどのくらいのペースで進めるべきか。

そういう細かい感覚が抜けていました。

TOEICは英語力だけでなく「試験の進め方」も重要

TOEICは英語力だけでなく、試験の進め方もかなり重要です。

たとえば、リーディングではPart5に時間をかけすぎるとPart7が苦しくなります。

リスニングでは、聞き逃した問題を引きずると次の問題まで落としてしまいます。

当日の準備や時間配分も点数に直結する

さらに、試験前にトイレを済ませておく、時計を見ながら時間配分を意識する、マークシートを素早く塗れる鉛筆を使う、というような一見英語力とは関係なさそうなことも、実際には点数に関わってきます。

2時間で200問を解く試験なので、少しのロスが最後に響きます。

1回目は「TOEICの感覚を取り戻す試験」だった

そう考えると、1回目の受験は「今の英語力を測る試験」というより、「TOEICの感覚を取り戻す試験」だったのかもしれません。

2回目以降は、時間配分や集中するポイントを思い出したことで、少し落ち着いて受けられるようになりました。

その結果、705点から755点に上がったのだと思います。

なので、今回のスコアアップは、英語力が急激に伸びたというよりも、TOEICという試験の受け方を思い出した結果だと感じています。

受け終わった直後の感想

2時間集中した後の疲労感はかなり大きい

試験が終わった直後にまず感じたのは、疲労感です。

合計2時間、ずっと英語に集中し続けるのはかなり大変でした。

TOEICは、英語力だけでなく、体力と集中力も問われる試験だと思います。

800点には届かなかったが、納得のいくスコア

難易度は少し上がっているようにも感じましたが、自分の現在の英語力を考えれば、納得のいく点数だったと思います。

2016年に取った800点には届きませんでした。

ただ、約9年ぶりに受けたTOEICとしては、今の自分の立ち位置を確認するには十分だったと思います。

以前よりも実践的な試験になっていると感じた

また、久しぶりに受けてみて、TOEICは以前よりも実践的な試験になっていると感じました。

いろいろな国の英語を聞きながら仕事をすることは、国際的な環境では普通にあります。

会議で複数人が話すこともありますし、相手の発音が必ずしも聞き取りやすいとは限りません。

長文のメールや案内文を読む機会も多いです。

そういう意味では、TOEICで出てくる場面は、実際の仕事に近い部分もあると感じました。

TOEICは専用の勉強が必要だと感じた

日常英会話の力とTOEICで求められる力は別物

約9年ぶりに受けてみて、TOEICはTOEIC専用の勉強をしないと対策しづらい試験だと感じました。

海外の友人と英語で話したり、チャットしたりする力とは、かなり違う能力が求められます。

文法問題、品詞、動詞の活用、代名詞、長文読解、先読み、時間配分。

こうした力は、日常会話だけではなかなか鍛えにくい部分です。

ただしテクニックだけでは点数は伸びない

一方で、TOEICは完全に試験テクニックだけの試験でもないと思いました。

3人で会話している場面、電話会議、案内文、広告、メール、複数文書の読み取りなど、実際の仕事でありそうな場面も多く出てきます。

そのため、テクニックだけで点数を取りに行くよりも、総合的な英語力を伸ばしながらTOEICに慣れていく方が、結果的にはスコアも伸びやすいのではないかと感じました。

久しぶりに受ける場合は1回目で試験勘を取り戻すのが現実的

特に、今回のように久しぶりに受ける場合は、最初の1回で試験勘を取り戻し、2回目以降で本来の力を出しやすくなる可能性があります。

実際、私の場合も、1回目の705点から2回目・3回目の755点に上がった理由は、英語力というより試験慣れでした。

まとめ|TOEICは英語力だけでなく、試験運用力も大事

TOEICで必要な力は英語力+試験運用力

約9年ぶりにTOEICを受けて感じたのは、TOEICは英語力だけで点数が決まる試験ではないということです。

もちろん、単語力、文法力、リスニング力、読解力は必要です。

ただ、それと同じくらい、時間配分、先読み、集中力、問題を捨てる判断、当日のコンディション管理も重要だと感じました。

9年ぶりに受けた1回目は試験勘が鈍っていた

特に、9年ぶりに受けた1回目は、英語力以前にTOEICの試験勘がかなり鈍っていました。

その後、2回目、3回目と受ける中で点数が上がったのは、英語力が急に伸びたというよりも、TOEICの受け方を思い出したからだと思います。

外資系で働く人にとって、英語ブラッシュアップのきっかけになる試験

TOEICは、友人と英語で話す力や、海外の人とチャットする力とは少し違う能力を測る試験です。

ただ、実務に近い場面も多く出てくるので、外資系企業で働くうえで英語をブラッシュアップするきっかけとしては、かなり良い試験だと感じました。

次回|実際に使ったTOEIC教材を紹介予定

次の記事では、今回のTOEIC再受験に向けて実際に毎日使っていた教材を紹介します。

公式TOEIC Listening & Reading 問題集11、金のフレーズ、でる1000問、金の読解など、実際に使ってみて役立った教材を中心にまとめていきます。

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