はじめに|9年ぶりのTOEIC再受験で実際に使った教材を紹介します
前回記事の振り返り|2025年に3回受験して705点・755点・755点だった
前回の記事では、2016年以来約9年ぶりにTOEICを受けた感想を書きました。
結果は、1回目が705点、2回目と3回目が755点でした。
TOEICを9年ぶりに受けた感想|800点から705→755点に推移した3回分の結果
705点から755点に上がった一番の理由は「試験慣れ」だった
点数が上がった一番の理由は、英語力が急に伸びたというよりも、TOEICという試験に慣れたことだと思っています。
ただ、久しぶりにTOEICを受けるにあたって、何も勉強しなかったわけではありません。
今回はTOEIC再受験に向けて使った教材7冊を紹介します
今回は、約9年ぶりのTOEIC再受験に向けて、実際に毎日使っていた教材を紹介します。
使った教材は、TOEIC専用の問題集だけではありません。
公式問題集、金フレ、でる1000問、金の読解といったTOEIC対策本に加えて、英語耳、英語のハノン、英語の動詞図鑑のような、英語の感覚を戻すための教材も使っていました。
今回使ったTOEIC教材7冊|目的別一覧
最初に、今回使った7冊の教材を一覧でまとめておきます。
| 教材 | 主な目的 | 役立ったPart |
|---|---|---|
| 公式TOEIC Listening & Reading 問題集11 | 現行形式に慣れる | 全Part |
| 金のフレーズ | TOEIC頻出単語を覚える | 全Part |
| でる1000問 | 文法・品詞問題対策 | Part5 |
| 金の読解 | 読解スピード強化 | Part6・Part7 |
| 英語耳 | 発音・リスニングの土台 | Listening全般 |
| 英語のハノン 初級 | 英文を口から出す練習 | 英語感覚の回復 |
| 英語の動詞図鑑 | 動詞のイメージ整理 | 語彙・読解補助 |
ここから、それぞれの教材を「なぜ使ったか」「どう使ったか」「良かった点」「微妙だった点」の順に紹介していきます。
公式TOEIC Listening & Reading 問題集11|現行形式を確認するために購入した公式問題集

公式問題集11を購入した理由|9年前との形式差を確認したかった
約9年ぶりにTOEICを受けるにあたって、まず購入したのが『公式TOEIC Listening & Reading 問題集11』です。
購入した理由は、9年前と比べて、公式の問題が大きく変わっていないかを確認したかったからです。
2016年にTOEICを受けたときも新形式は始まっていましたが、そこから約9年も空いていたので、現在のTOEICがどのような出題傾向になっているのか、まずは公式問題集で確認したいと思いました。
公式問題集の良かった点|本番に一番近い演習教材
公式問題集の良いところは、やはり本番に一番近いことです。
リスニング、リーディングともに本番形式のテストが入っているので、時間配分や問題を解くスピードの調整に役立ちました。
特に久しぶりにTOEICを受ける場合、英語力そのものよりも、まず試験のリズムを思い出す必要があります。
リスニングでは、Part3・Part4でどのタイミングで先読みをするのか。
リーディングでは、Part5にどれくらい時間を使い、Part7にどれくらい時間を残すのか。
こうした感覚を取り戻すには、公式問題集を本番と同じように時間を測って解くのが一番効果的でした。
公式問題集で微妙だった点|問題数が少なく価格も高め
一方で、微妙だった点もあります。
まず、問題数はそこまで多くありません。
本番形式のテストが入っているとはいえ、しっかり解くとすぐに終わってしまいます。問題演習量を増やしたい場合は、公式問題集だけでは足りないと感じました。
また、価格も安くはありません。
ただ、TOEICを久しぶりに受けるなら、最初に公式問題集をやる意味は大きいと思います。
今から買うなら最新版の『公式問題集12』を選ぶのが基本
私が購入した2024年11月ごろは、公式問題集11が新しい公式問題集でした。そのため、現行形式を確認する目的では、まずこれを選ぶのが自然でした。
記事公開時点では『公式TOEIC Listening & Reading 問題集12』も発売されています。これから新しく買う人は、基本的には最新版を選べばよいと思います。IIBC公式でも、問題集シリーズはETSが本番と同じプロセスで制作しており、テスト2回分・計400問が収録されていると説明されています。(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)
Amazon公式TOEIC Listening & Reading 問題集11
TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ|TOEIC頻出単語を効率よく覚え直すために使った定番単語帳

金フレを使った理由|単語力でTOEICの解答スピードが大きく変わる
TOEIC対策で単語はかなり重要です。
今回、約9年ぶりにTOEICを受けて改めて感じたのは、単語を知っているかどうかで解ける問題のスピードが大きく変わるということです。
そこで使ったのが、『TOEIC L&R TEST 出る単特急 金のフレーズ』です。
金フレはTOEIC対策では定番中の定番ですが、実際に使ってみても、700点台から800点台を狙う人にはかなり重要な教材だと感じました。
金フレの使い方|声に出しながら音声付きで覚える
使い方としては、とにかく単語を覚えまくりました。
ただ眺めるだけではなく、声に出しながら単語を確認するようにしていました。
単語を声に出して覚えると、スピーキングにも効果がありますし、リスニングにもつながります。
個人的には、単語の勉強は音声を聞きながらやらないと意味が薄いと思っています。
単語の文字だけを見て意味を覚えても、実際のリスニングでその音を聞き取れなければ、TOEICでは使えません。
その意味で、単語帳を選ぶなら、音声があり、発音記号があり、例文やフレーズで覚えられるものを選ぶべきだと思います。
金フレは、TOEICに出やすい単語を短いフレーズで覚えられるので、単語単体で暗記するよりも記憶に残りやすかったです。
金フレが役立ったPart|リスニング・リーディング両方に効く
Part1では写真描写に出てくる単語、Part2では短い応答で使われる表現、Part5では語彙問題、Part7では文書中の単語理解に役立ちます。
つまり、金フレはリスニングにもリーディングにも効く教材です。
金フレで微妙だった点|単語帳だけでは点数は上がらない
微妙な点を挙げるなら、単語帳なので、これだけで点数が上がるわけではありません。
覚えた単語を、問題演習やリスニングの中で使える状態にする必要があります。
それでも、700点〜800点前後を目指す人にとっては、金フレは必須級の教材だと思います。
特に、昔TOEICを勉強したことがあるけれど単語を忘れている人には、かなり相性が良いです。
Amazon金のフレーズ
TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問|Part5の正解率と回答スピードを上げるために使った

でる1000問を使った理由|Part5の時間ロスを減らしたかった
リーディング対策で使ったのが、『TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問』です。
この教材を使った理由は、Part5の正解率と回答スピードを上げたかったからです。
TOEICのリーディングは、Part7にどれだけ時間を残せるかが重要です。
そのためには、Part5で時間を使いすぎないことが大事です。
Part5の文法問題で毎回悩んでいると、後半のPart7で時間が足りなくなります。
でる1000問の特徴|圧倒的な問題数でPart5のパターンを体に入れる
でる1000問は、その名前の通り問題数がかなり多いです。
かなり分厚いので、正直、持ち運びにはあまり向いていません。
ただ、問題量が多いからこそ、Part5のパターンを体で覚えるにはかなり良い教材だと思います。
品詞問題、動詞の形、前置詞、接続詞、代名詞など、Part5でよく出る問題を大量に解くことができます。
これをすべて覚える、あるいは感覚で解けるくらいまで繰り返せば、本番でも落ち着いて解けるようになると思います。
でる1000問の使い方|最低3周はやりたい問題集
個人的には、最低でも3周はしたい教材です。
1周目は普通に解く。
2周目は間違えた問題を中心に復習する。
3周目はスピードを意識して解く。
このくらいやると、Part5の問題を見た瞬間に、どこを見ればよいのか分かるようになってきます。
もちろん、でる1000問をやったからといって、本番で必ず9割取れるわけではありません。
ただ、練習段階で正解率90%くらいまで持っていければ、本番でも大きく崩れにくくなると思います。
でる1000問で微妙だった点|量が多く初心者にはやや重い
微妙な点は、量が多いことです。
やり切るにはそれなりに時間がかかります。
また、初心者がいきなり取り組むと、問題数の多さで挫折する可能性もあります。
ただ、700点台から800点台を狙う人、Part5で時間を使いすぎてしまう人には、かなり役立つ教材だと思います。
Amazonでる1000問
TOEIC L&R TEST 出る問超特急 金の読解|Part6・Part7に慣れるために使った読解教材

金の読解を使った理由|Part6・Part7に特化した数少ない教材
Part6とPart7対策として使ったのが、『TOEIC L&R TEST 出る問超特急 金の読解』です。
この教材の良いところは、Part6とPart7に特化していることです。
TOEICのリーディングで一番きついのは、やはりPart7です。
文章自体は読めても、時間内にすべて解き切るのが難しい。
私も今回の受験で、Part7は相変わらず時間が足りないと感じました。
金の読解は、Part6・Part7の問題に慣れるために使いました。
金フレと金の読解を組み合わせる効果|単語が読解の中で再び出てくる
おすすめポイントは、金フレで出てくる単語が金の読解にも出てくることです。
単語を覚えるうえで大事なのは、一度覚えた単語に何度も出会うことです。
暗記は、一日に何回その記憶を思い出したり、使ったり、引き出したりするかで定着度が変わると思っています。
金フレで覚えた単語に、金の読解の文章の中で再び出会うことで、単語をただの暗記で終わらせず、読解の中で使える知識に変えやすくなります。
そういう意味で、金フレと金の読解を組み合わせる意味は大きいです。
金の読解の使い方|最低3周+音読でリスニングにも効かせる
使い方としては、問題を解くだけではなく、最低3周はしたい教材だと思います。
1周目は普通に解く。
2周目は間違えた問題や読みにくかった文章を復習する。
3周目は音声を聞きながら音読する。
特に、音声を聞きながら音読すると、理解度がかなり上がると思います。
TOEICの読解教材でありながら、音読までやることで、リスニングや英語の処理スピードにもつながります。
金の読解で微妙だった点|Part7が苦手な状態だと負荷が高い
微妙な点としては、Part7が苦手な状態で取り組むと、少し重く感じるかもしれません。
読解問題は単語力、文法力、集中力が必要なので、疲れているときにやるとしんどいです。
ただ、Part7で時間が足りない人、リーディングの最後が塗り絵になりがちな人には、かなり使う価値がある教材だと思います。
Amazon金の読解
英語耳|リスニングと発音の土台を作るために使った補助教材

英語耳を使った理由|単語を知っているだけでは聞き取れないから
TOEIC専用教材ではありませんが、リスニングと発音の土台作りとして『英語耳』も使っていました。
英語耳の良いところは、発音の基礎知識をこの一冊で学べることです。
TOEICのリスニングは、単語を知っているだけでは聞き取れません。
英語の音のつながり、母音と子音の違い、日本語にはない音、アクセントの違いなどを理解していないと、知っている単語でも聞き取れないことがあります。
英語耳は、そうした発音の基礎を確認するために使いました。
英語耳がTOEICリスニングに役立った点|複数アクセントへの耐性
TOEICのPart2、Part3、Part4では、一度しか音声が流れません。
しかも、アメリカ英語だけでなく、イギリス英語など複数のアクセントが出てきます。
発音の土台ができていると、以前まで聞き取れなかった音も聞き取れるようになる可能性があります。
英語耳の位置づけ|直前期より早い段階でやる土台教材
もちろん、英語耳だけでTOEICの点数が急に上がるわけではありません。
TOEICの点数を上げるには、公式問題集やPart別の問題演習も必要です。
ただ、リスニングが苦手な人や、英語の音を日本語っぽく聞いてしまう人には、かなり役立つ補助教材だと思います。
TOEIC直前期にやるというより、少し早い段階でリスニングの土台作りとして使うのが良い教材です。
Amazon英語耳
英語のハノン 初級|英文を瞬時に処理する感覚を戻すために使った補助教材
ハノンを使った理由|英語を日本語に訳さず処理する感覚を養う
『英語のハノン 初級』も、TOEIC専用教材ではありません。
ただ、9年ぶりに英語をやり直すうえでは、かなり役立った教材です。
ハノンの良いところは、英語を瞬時に理解し、イメージで捉える感覚を養えることです。
英語を読むときに、毎回頭の中で日本語に訳していると、どうしても時間がかかります。
TOEICのリーディングでは、特にPart7で時間切れになりやすいです。
そのため、英文を読んだときに、できるだけ日本語を経由せず、英語のまま意味をつかむ感覚が大事だと感じました。
ハノンの使い方|口に出して反復し英語の型を体に入れる
ハノンは、英文を口に出しながら練習する教材です。
文法を知識として覚えるだけではなく、実際に声に出して反復することで、英語の型を体に入れていくような感覚があります。
これはTOEICのスコアに直結する教材ではありません。
ただ、英語の語順や文法パターンを瞬時に処理する練習になるので、Part5やPart6の文法感覚、Part7の読解スピード、リスニングの英文処理にも間接的に役立つと思います。
ハノンで微妙だった点|場所を選ぶ・地味な反復が続く
微妙な点は、声に出す必要があるので、場所を選ぶことです。
通勤中やカフェではやりにくいです。
また、反復練習が中心なので、地味です。
ただ、久しぶりに英語をやり直す人にはかなり向いていると思います。
TOEIC専用教材だけでは戻しにくい「英語を処理する感覚」を取り戻すための補助教材として使いました。
Amazon英語のハノン 初級
パパッと頭に入る 英語の動詞図鑑|基本動詞のコアイメージを整理するために使った補助教材
動詞図鑑を使った理由|簡単な動詞ほど使い方が広い
『パパッと頭に入る 英語の動詞図鑑』は、TOEIC専用教材ではありません。
ただ、英語の基本動詞のコアイメージを整理するために使っていました。
英語では、簡単な動詞ほど使い方が広いです。
make、get、take、have、put などの基本動詞は、意味を一つの日本語訳だけで覚えようとすると限界があります。
たとえば、
- make it happen
- get this done by today
- put on
- put off
のような表現は、単語自体は簡単です。
しかし、動詞のコアイメージがつかめていないと、意味を取るのに一瞬止まってしまいます。
TOEICでの動詞図鑑の役割|基本動詞で止まらない読解力をつける
TOEICでも、こうした基本動詞を使った表現は出てきます。
単語自体は簡単なのに、文脈の中で意味が分からない。
そうなると、読解中に思考が止まり、時間をロスします。
動詞図鑑は、こうした基本動詞のイメージを整理するのに役立ちました。
動詞図鑑の使い方|読み物として整理する補助教材
TOEICの問題集のようにガリガリ解く教材ではなく、読み物として使うイメージです。
図解が多いので、動詞を感覚的に理解しやすいです。
TOEICの点数に直接つながる教材ではありません。
試験直前期に優先するなら、公式問題集、金フレ、でる1000問、金の読解を先にやるべきです。
ただ、9年ぶりに英語をやり直す人にとっては、英語の基本動詞を整理する意味でかなり良い補助教材だと思います。
英語圏の子どもたちが日常的に使うような基本動詞を、イメージで使いこなせるようになることは、TOEICの点数アップにも間接的につながると感じました。
Amazon英語の動詞図鑑
TOEIC専用教材だけでは足りないと感じた理由
TOEIC本でカバーできるのは「試験対策」の部分
ここまで7冊の教材を紹介してきましたが、改めて感じたのは、TOEIC専用教材だけでは足りない部分があるということです。
公式問題集、金フレ、でる1000問、金の読解は、確かに優秀な教材です。
これらを使えば、TOEICの形式、頻出単語、Part5の文法、Part6・Part7の読解までしっかり対策できます。
ただし、これらは基本的に「TOEICという試験に最適化された教材」です。
試験形式に慣れる、頻出語彙を覚える、文法の正解パターンを叩き込む、読解スピードを上げる。
こうした部分には強い一方で、英語そのものを使う感覚はあまり扱われていません。
9年のブランクで劣化していたのは「英語の感覚」の方だった
9年ぶりにTOEICを受けた今回、自分の中で衰えていたのは、英単語や文法の知識よりも、英語そのものを処理する感覚の方でした。
たとえば、
- 英文を読むときに、毎回日本語に訳していて時間がかかる
- リスニングで知っている単語なのに、音として聞き取れない
- 簡単な動詞を使った表現で、意味を取るのに一瞬止まる
こうした問題は、TOEIC専用教材を周回しても、なかなか直りません。
なぜなら、TOEIC本は「TOEICで点を取る練習」を効率的にする設計だからです。
英語を使う感覚そのものを取り戻すには、別の角度からのアプローチが必要でした。
だから補助教材で「音」「処理」「動詞感覚」を戻した
そこで使ったのが、英語耳、英語のハノン、英語の動詞図鑑の3冊です。
- 英語耳で、英語の音そのものを聞き取れる耳を作り直す
- ハノンで、英文を日本語を経由せずに処理する感覚を戻す
- 動詞図鑑で、基本動詞のコアイメージを整理し直す
この3冊は、どれもTOEICの点数アップに直結する教材ではありません。
ただ、TOEIC専用教材を回す土台として、英語そのものを処理する力を戻すのに役立ちました。
9年ぶりにTOEICを受ける人にとっては、この「土台戻し」と「試験対策」の両方が必要だったと感じています。
9年ぶりにTOEICを受ける人におすすめの教材の組み合わせ
TOEIC専用教材4冊で試験対策の軸を作る
ここまでを踏まえて、9年ぶりにTOEICを受ける人におすすめの組み合わせを整理します。
まず、TOEIC対策の軸として、以下の4冊は外せないと思います。
- 公式TOEIC Listening & Reading 問題集(最新版)
- 金のフレーズ
- でる1000問
- 金の読解
公式問題集で現行形式に慣れ、金フレで頻出単語を押さえ、でる1000問でPart5の感覚を戻し、金の読解でPart6・Part7の読解スピードを上げる。
この4冊を3周ずつくらいやれば、700点台から800点台を狙うための土台はできると思います。
補助教材3冊で英語そのものの感覚を戻す
TOEIC専用教材だけでは戻しにくい部分は、補助教材でカバーします。
- 英語耳でリスニングと発音の土台
- 英語のハノン 初級で英文処理の感覚
- 英語の動詞図鑑で基本動詞のイメージ
ここはすべて使う必要はありません。
リスニングに不安があるなら英語耳、英文を瞬時に処理できないと感じるならハノン、基本動詞で読みが止まるなら動詞図鑑、というように、自分の弱点に合わせて選ぶのが効率的です。
試験までの期間別の組み合わせ目安
参考までに、試験までの期間別におすすめの組み合わせを書いておきます。
期間が3ヶ月以上ある場合は、補助教材で土台を戻してから、TOEIC専用教材に入るのがおすすめです。
期間が1〜2ヶ月の場合は、TOEIC専用教材4冊を中心に、補助教材は弱点補強として平行で使うのが現実的です。
期間が1ヶ月以内なら、公式問題集と金フレを最優先で進めて、でる1000問と金の読解は時間が許す範囲で取り組むのが良いと思います。
まとめ|TOEIC対策は「試験対策」+「英語の感覚を戻すこと」が大事
TOEICで点を取るには2つの軸が必要
今回、約9年ぶりにTOEICを受けるために7冊の教材を使ってみて感じたのは、TOEIC対策には2つの軸が必要だということです。
1つは、TOEICという試験に特化した対策。
公式問題集、金フレ、でる1000問、金の読解で、形式・単語・文法・読解スピードを鍛えます。
もう1つは、英語そのものを処理する感覚の回復。
英語耳、ハノン、動詞図鑑で、リスニングの土台、英文処理の感覚、基本動詞のイメージを戻します。
前回記事と合わせて読むとTOEIC再受験の全体像が見えます
前回の記事では、TOEICを9年ぶりに受けた結果、705点から755点に上がった理由を「試験慣れ」だと整理しました。
TOEICを9年ぶりに受けた感想|800点から705→755点に推移した3回分の結果
今回の教材編と合わせて読むと、
- 試験慣れ=公式問題集と本番受験で身につく
- 英語力の土台=補助教材で戻す
- TOEIC特化の知識=金フレ・でる1000問・金の読解で固める
という、9年ぶり再受験の全体像が見えると思います。
久しぶりにTOEICを受ける人へ
久しぶりにTOEICを受ける人は、いきなりTOEIC専用教材だけに突っ込まず、まずは英語の感覚を戻すところから始めるのがおすすめです。
そのうえで、公式問題集で現行形式に慣れて、金フレ・でる1000問・金の読解でTOEICのスコアアップに繋がる演習をしていけば、自分の今の英語力を測りつつ、現実的にスコアを伸ばしていけると思います。
今回紹介したTOEIC教材7冊|リンクまとめ
最後に、今回紹介した教材を一覧でまとめておきます。
