
2024年9月から10月にかけて、台湾・台南で56泊57日の中国語留学とノマドワークを終えたあと、そのまま帰国せずアジア7カ国を1ヶ月で周遊しました。
フィリピン、マレーシア、インドネシア、シンガポール、インド、タイ、ベトナムの順に回り、最終的にホーチミンから直接日本へ帰国するルートです。
個人事業主として記事執筆・SEO関連作業を続けながら移動したため、各国で「業務時間と観光時間の切り分け」「宿泊費・移動費の領収書ベース整理」を意識して記録してきました。
本記事は、各国の詳細を1本ずつ書いてきたシリーズ7記事の入口・比較・まとめにあたるハブ記事です。各国の動線・費用・作業環境を横断的に比較し、詳細はそれぞれの国別記事へリンクで流す構成にしています。
この記事でわかること
- アジア7カ国(フィリピン・マレーシア・インドネシア・シンガポール・インド・タイ・ベトナム)の31泊32日の動線
- 各国の作業スタイルとノマドワーク環境の違い
- 航空券・宿泊費の領収書ベース合計(円建て主要費用約¥282,421)
- 配車アプリ(Grab・Gojek・Bolt・Uber)の国別使い分け
- 通信環境(Airalo eSIM中心)と、業務・観光の時間帯切り分け方
この記事の前提|台湾留学後にアジア7カ国を約1ヶ月で周遊した記録
本記事は、台湾・台南で56泊57日の中国語留学とノマドワークを並行したあと、そのまま帰国せずアジア7カ国を周遊した私(個人事業主)のノマドワーク記録の総まとめです。
滞在期間は2024年9月4日〜10月5日の31泊32日。台湾を出国した日にフィリピン入りしてから、シリーズ最終国のベトナム・ホーチミンを経て成田に帰国するまで、各国で仕事を完全に止めず、記事執筆・SEO関連作業・メール対応などを続けながら移動しました。
各国編はそれぞれ独立した記事として公開済みです。本記事では各国の内容を詳しく繰り返すのではなく、7カ国全体の比較・内部リンク集約・費用と作業環境の総まとめとしてまとめています。詳しい動線・費用・作業環境については、各国編の記事リンクから参照してください。
結論|国によってノマドワークのしやすさはかなり違った
結論
- 同じ「短期ノマド滞在」でも、国ごとに作業スタイルがまったく違う7パターンに分かれた
- 領収書ベースで確認できた円建て主要費用は約¥282,421(食費・観光入場料・現地通貨建て移動費は含まず)
- 宿泊費はシンガポール(1泊¥7,758)が最高、フィリピン(1泊¥2,843)が最安
- 配車アプリは国によって主要サービスが違う(Grab/Gojek/Bolt/Uber)
- 通信はAiralo Asia eSIMを軸に、インドのみKKdayインドeSIMを追加で対応
- 「業務時間と観光時間の切り分け」を意識した記録方法を確立できた
1ヶ月で7カ国を回ってみて、もっとも実感したのは「ノマドワークのしやすさは国ではなく、宿の設備と街の構造の組み合わせで決まる」という点です。同じ4泊5日の滞在でも、マレーシアではホテル拠点で作業が完結し、ジャカルタでは消去法的にホテルにこもることになりました。本記事ではこうした各国の違いを、領収書ベースで比較しながら整理します。
アジア7カ国の滞在スケジュール一覧
2024年9月4日〜10月5日の31泊32日の動線と、各国の宿泊先・記事リンクを一覧で整理します。
| # | 国 | 都市・エリア | 期間 | 泊数 | 宿泊先 | 詳細記事 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | フィリピン | マカティ・Poblacion | 9/4〜9/8 | 4泊 | San Agustin Residences | マニラ編 |
| 2 | マレーシア | クアラルンプール | 9/8〜9/12 | 4泊 | M Palace Hotel | KL編 |
| 3 | インドネシア | 西ジャカルタ | 9/12〜9/16 | 4泊 | Front One Boutique | ジャカルタ編 |
| 4 | シンガポール | Geylang | 9/16〜9/19 | 3泊 | Darlene Hotel | シンガポール編 |
| 5 | インド | デリー&アグラ | 9/19〜9/24 | 5泊(4+1) | ディーキャピトル+Marriott | インド編 |
| 6 | タイ | バンコク・プラカノン | 9/24〜9/29 | 5泊 | Ds67スイーツ | タイ編 |
| 7 | ベトナム | ホーチミン・ブイビエン | 9/29〜10/5 | 6泊 | ザ ライス ホテル | ベトナム編 |
| 合計 | 7カ国 | — | 9/4〜10/5 | 31泊32日 | — | — |
動線は「台湾→東南アジア4カ国(海路ではなく空路)→インド→東南アジア2カ国→帰国」というループ型。
シンガポールでインドe-Visaを申請し、デリー入国後にixigoでアグラ行き列車を予約するなど、現地で次国の準備を進める運用も組み合わせました。
各国のノマドワーク環境ダイジェスト
各国の作業スタイル・宿泊・移動の概要を、200〜300字のダイジェストで整理します。詳細は各国編の記事リンクから参照してください。
1. 🇵🇭 フィリピン・マニラ|ホテル+徒歩圏カフェの2拠点運用

シリーズ1カ国目はフィリピン・マニラ。
マカティ市Poblacion地区のSan Agustin Residencesに4泊し、ホテルと徒歩圏のAnnex Houseを2拠点運用で使い分けた。
9月7日には環境を変えるためBGCへ半日移動。配車アプリはGrabのみで合計PHP 2,417.58。観光は9月6日午後のイントラムロス訪問に集中させ、業務時間と明確に切り分けた。
シリーズで唯一「ホテル+徒歩圏カフェ」型の運用パターン。航空券¥11,926、宿泊費¥11,373。
2. 🇲🇾 マレーシア・クアラルンプール|ホテル拠点完結(積極型)

2カ国目はマレーシア・クアラルンプール。
KL中心部のM Palace Hotelを拠点に4泊5日。ホテルの作業デスク・WiFi・大型モニターが想定以上に整っていたため、滞在中の作業はほぼすべてホテル内で完結した。
フィリピン編の「ホテル+カフェ2拠点運用」と異なり、シリーズで唯一の「積極的ホテル拠点完結型」。
観光はバトゥ洞窟・イスラム美術館・ペトロナスツインタワーを平日の午後・夕方に分散させ、業務との両立を保った。配車アプリはGrabのみで合計RM 224.60。航空券¥12,606、宿泊費¥14,970。
参考記事【4泊5日】マレーシア・クアラルンプールでノマドワーク
3. 🇮🇩 インドネシア・ジャカルタ|ホテル内作業+午後Grab観光

3カ国目はインドネシア・ジャカルタ。
西ジャカルタのFront One Boutique Hotelに4泊5日。マレーシア編と同じく作業はホテル集約となったが性質が異なり「宿の周辺に作業向きカフェがなく消去法的にホテルへ集約」という形。
食事もホテル併設レストランで朝食・昼食を済ませ、午後はGrabで市内観光(カテドラル・モナス・コタトゥア・イスティクラル・モスク等)に出る生活導線が定着した。
配車アプリはGrabのみ6件・RP 608,800で、空港アクセスが半分弱を占める構造。航空券¥14,743、宿泊費¥17,532。
4. 🇸🇬 シンガポール|Geylang拠点+配車アプリで都市観光

4カ国目はシンガポール。
物価が高いため滞在を3泊4日に絞った。Geylang地区のDarlene Hotelを拠点に、午前はホテルで作業時間を確保し、午後〜夜は配車アプリで都市観光に出る運用。
9月18日はBotanic Gardens→Cloud Forest→Marina Bay→Merlion Parkを1日で効率回収。配車アプリはGojek中心にGrabも併用し、合計9件・SGD 169.93。シリーズ唯一の「Gojek+Grab併用パターン」となった。
次国インドのe-Visa申請をホテルで進めるなど、移動の合間で渡航準備も処理。航空券¥8,846、宿泊費¥23,275(シリーズ最高単価)。
5. 🇮🇳 インド・デリー&アグラ|2都市周遊型(業務拠点+1泊遠征)

5カ国目はインド・デリー&アグラ。
シリーズで唯一の2都市周遊型として5泊6日。デリー空港エリアのMahipalpur地区にあるホテル ディーキャピトルを業務拠点とし、WorldMark Aerocity周辺のカフェで作業時間を確保。
中日にあたる9/22〜23の1泊2日でアグラへ列車遠征し、タージマハルとアグラ城を訪問した。
配車アプリはUber 18件・Rs.5,348、列車予約はixigo経由でRs.2,722。e-Visa申請料$25.89とKKdayインドeSIM ¥2,615は他国にない費用構造。
業務拠点を5泊で押さえることで、アグラ滞在中も帰る場所が確保されていた点が安定運用に効いた。航空券¥27,100、宿泊費¥21,305(デリー¥11,630+アグラ¥9,675)。
参考記事【5泊6日】インドでノマドワーク
6. 🇹🇭 タイ・バンコク|作業日と観光日を完全分離

6カ国目はタイ・バンコク。
プラカノン地区のDs67スイーツに5泊し、シリーズで初めて「動かない作業日」を意図的に確保した。
9/25・9/26は配車記録ゼロでホテルと徒歩圏スターバックスのみで作業を完結。観光は9/27夕方にワット・アルン→ワット・ポーへ集中させ、業務と観光のメリハリを最も明確に組んだ滞在。
配車アプリはGrab(カード決済5件)とBolt(現金決済4件)を併用し、合計THB 2,018。シリーズで唯一の「作業日と観光日分離型」運用パターン。
タイのスターバックスはAIS Super WiFi連携で作業環境としても機能した。航空券¥30,760、宿泊費¥20,879(52%OFF適用後)。
7. 🇻🇳 ベトナム・ホーチミン|ブイビエン徒歩圏で作業日確保(最終国)

シリーズ最終国はベトナム・ホーチミン。
ブイビエン通りのザ ライス ホテルに6泊し、観光中心エリアど真ん中の立地ながら配車を抑えて作業日を確保した。9/30・10/2・10/3は配車記録なしでホテルや徒歩圏で過ごし、観光は10/4午後の独立宮殿・戦争証跡博物館に集中。
タイ編の「作業日と観光日分離型」を「徒歩圏で作業日確保型」に発展させた最終形。
配車アプリはGrab 5件・VND 344,240(約¥2,065)のみ。シリーズ7カ国の終着点として、ホーチミンから直接日本へ帰国した。航空券¥14,940、宿泊費¥21,720。
航空券・宿泊費の比較
領収書ベースで確認できた円建ての主要費用を整理します。
本記事の数字には、食費・観光入場料・現地通貨建ての配車アプリ代の多くは含まれません。これらは各国編で外貨建て(PHP/RM/RP/SGD/INR/THB/VND)で記録しており、円換算はカード明細での確定値を参照してください。
航空券一覧(国間移動と最終帰国便)
| 区間 | 運航 | 金額 |
|---|---|---|
| TPE → MNL | Philippines AirAsia 125 | ¥11,926 |
| MNL → KUL | Malaysia Airlines 807 | ¥12,606 |
| KUL → CGK | Indonesia AirAsia 205 | ¥14,743 |
| CGK → SIN | Indonesia AirAsia 264 | ¥8,846 |
| SIN → DEL | Air India 381 | ¥27,100 |
| DEL → BKK | Thai Airways 324 | ¥30,760 |
| BKK → SGN | Vietjet Air 804 | ¥14,940 |
| 国間移動小計 | 7区間 | ¥120,921 |
| SGN → NRT(最終帰国便) | Vietjet Air 822 | ¥24,030 |
| 航空券合計 | 8区間 | ¥144,951 |
国間移動の航空券は、LCC(AirAsia系・Vietjet)とレガシーキャリア(Malaysia Airlines・Air India・Thai Airways)を組み合わせて予約しました。
LCCは¥8,000台から取れる区間もあれば、税・サービス料・手荷物料金込みで¥14,000を超える区間もあり、区間ごとの実費はカード明細での確定値ベースで判断するのが正確です。
宿泊費一覧
| 国 | 泊数 | 宿泊費 | 1泊単価 |
|---|---|---|---|
| 🇵🇭 フィリピン | 4泊 | ¥11,373 | ¥2,843(最安) |
| 🇲🇾 マレーシア | 4泊 | ¥14,970 | ¥3,743 |
| 🇮🇩 インドネシア | 4泊 | ¥17,532 | ¥4,383 |
| 🇸🇬 シンガポール | 3泊 | ¥23,275 | ¥7,758(最高) |
| 🇮🇳 インド(デリー+アグラ) | 5泊 | ¥21,305 | ¥2,326〜¥9,675 |
| 🇹🇭 タイ | 5泊 | ¥20,879 | ¥4,176 |
| 🇻🇳 ベトナム | 6泊 | ¥21,720 | ¥3,620 |
| 合計 | 31泊 | ¥131,054 | — |
宿泊費はシンガポール(1泊¥7,758)が最高、フィリピン(1泊¥2,843)が最安で、約2.7倍の開きがありました。
シンガポールは物価対応で滞在を3泊に絞り、ベトナムは1泊¥3,620で6泊と長めに取るなど、国ごとの価格水準に合わせて滞在日数を調整しました。
入国前費用(インドのみ発生)
| 項目 | 金額 | 備考 |
|---|---|---|
| インドe-Visa申請料 | ¥3,801 | PayPal経由、シンガポール滞在中に申請 |
| KKdayインドeSIM | ¥2,615 | Bharti Airtel 1日プラン、入国時用 |
| 小計 | ¥6,416 | — |
シリーズ7カ国のうち、入国前費用が発生したのはインドのみでした。
今回の渡航時点では、フィリピン・マレーシア・インドネシア・シンガポール・タイ・ベトナムは、日本パスポートで観光ビザ免除または到着ビザ等で入国できました。
最新の入国条件は、渡航前に各国の公式情報で確認してください。
円建て主要費用合計
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 航空券合計(国間移動7区間+最終帰国便) | ¥144,951 |
| 宿泊費合計(7カ国・31泊) | ¥131,054 |
| 入国前費用(インドe-Visa+eSIM) | ¥6,416 |
| 領収書ベースで確認できた円建て主要費用合計 | 約¥282,421 |
この¥282,421という金額には、食費・観光入場料・現地通貨建ての配車アプリ代の多くは含まれていません。
これらは各国編で外貨建て(PHP/RM/RP/SGD/INR/THB/VND)で記録しており、カード明細での確定値ベースで参照すべき性質の費用です。
31泊32日でアジア7カ国を回るのに、領収書として円建てで確認できた範囲では約28万円台前半が目安、というのが本記事の結論です。
通信環境|Airalo eSIMが基本、国によって追加対応
通信は、アジア周遊全体で利用したAiralo Asia eSIMを軸に、ホテルWiFi・カフェWiFiを場面ごとに使い分ける構成でした。
| サービス | プラン | 用途 |
|---|---|---|
| Airalo Asia eSIM | 50GB / 90日 ($85) | アジア周遊全体の主回線(9/4購入) |
| Airalo Asia eSIM(追加) | 5GB / 30日 ($17) | 9/25に追加購入 |
| KKdayインドeSIM | Bharti Airtel 1日 | インド入国時の補助回線 |
| ホテルWiFi | 7カ国すべての宿泊先 | 部屋滞在中のメイン回線 |
| カフェWiFi | 店舗WiFi(タイのスタバ等) | 作業場所のサブ回線 |
| MillenVPN | 滞在中継続利用 | 公共WiFi利用時のセキュリティ |
外出時の地図確認や配車アプリの呼び出しはAiralo eSIM、ホテルや作業向きカフェ滞在時はWiFi、という使い分けで動きました。私が利用した範囲では、ホテルやカフェでWiFiが使える場面が多く、PC作業を進めるうえで大きく困る場面はありませんでした。
例外的にインド入国時のみ、デリー空港到着直後の通信確保のためにKKdayでBharti AirtelのインドeSIMを別途用意しました。Airaloの接続が落ちて困った国は特にありませんでしたが、入国直後の数時間は確実に通信できる手段を別途用意しておくと安心です。
Airaloは紹介コード「WEAADF8179」で初回$3 OFF、MillenVPNは紹介コード「R923498EM1BB」で1,000円OFFになります。
移動手段|Grab・Gojek・Bolt・Uberの使い分け
市内移動は、国によって主要配車アプリが違いました。7カ国で記録に残った配車履歴は合計63件、4種類のアプリを使い分ける形になりました。
| 国 | 主要配車アプリ | 件数 | 通貨建て合計 | 決済方法 |
|---|---|---|---|---|
| 🇵🇭 マニラ | Grab | 7件 | PHP 2,417.58 | カード+現金 |
| 🇲🇾 KL | Grab | 9件 | RM 224.60 | カード |
| 🇮🇩 ジャカルタ | Grab | 6件 | RP 608,800 | カード |
| 🇸🇬 シンガポール | Gojek+Grab | 9件(Gojek 7+Grab 2) | SGD 169.93 | カード |
| 🇮🇳 インド | Uber | 18件 | Rs.5,348 | カード |
| 🇹🇭 タイ | Grab+Bolt | 9件(Grab 5+Bolt 4) | THB 2,018 | カード+現金 |
| 🇻🇳 ベトナム | Grab | 5件 | VND 344,240(約¥2,065) | カード |
| 合計 | 4種類 | 63件 | — | — |
Grabは6カ国で使え、東南アジア中心のシリーズではメイン配車アプリでした。
シンガポールではGojekがメイン、インドではUberが主流、タイではGrabに加えてBolt(現金決済対応)も併用しました。配車アプリは入国直後にすぐ呼べる必要があるため、Airalo eSIMの安定接続と組み合わせて使うとスムーズです。
配車アプリ以外の移動手段としては、インドでixigo経由の特急列車(NZM⇔AGC)を利用してデリーとアグラを往復しました。タイではBTSプラカノン駅が宿の徒歩圏にあったものの、領収書ベースの記録としては配車アプリが中心となりました。
業務時間と観光時間の切り分け方
1ヶ月で7カ国を回る中で、業務記録と私用観光の境界が曖昧にならないよう、以下の方針で記録を整理しました。
- 観光地への配車移動は、時間帯ベースで業務移動とは区別して扱う
- 領収書がある数字だけ費用表に入れる(食費・観光入場料の多くは費用集計から除外)
- 写真だけが残っている食事・観光は、本文では紹介しても費用集計には含めない
- カード明細での円換算が必要な外貨建ての金額は、円建てとは合算せずに分けて表示
- 配車アプリ・列車・eSIM・ホテルの領収書はメール/PDFで保管
特にタイ編・ベトナム編では、「配車記録のない作業日」と「観光日」を明確に分けて記録できました。9月25・26日(タイ)、9月30日・10月2日・10月3日(ベトナム)はGrab/Boltの履歴がゼロで、ホテルや徒歩圏のカフェで作業を完結させていた日として整理できています。
業務と観光を時間帯で分けて記録しておくと、後から振り返るときに動きが整理しやすく、税務面でも切り分けが楽になります。短期滞在を連続させる構成では境界が曖昧になりやすいので、意識的に分けて記録するのが今回のシリーズで確立した運用方針でした。
アジア7カ国を回って感じたメリット
1ヶ月で7カ国を回って実際に感じたメリットを整理します。
- 国ごとの作業環境の違いを実体験で把握できた(ホテル拠点完結型/2拠点運用/2都市周遊型など7パターン)
- 生活費・宿泊費の比較が領収書ベースでできた(1泊¥2,843〜¥7,758の幅)
- 仕事を完全に止めずに移動できる自信がついた
- 各国記事と本記事のような比較記事のネタが蓄積できた
- 配車アプリ・eSIM・予約サービスの実用感を国別で比較できた
大変だった点・注意点
一方で、短期周遊型のノマドワークで実際にぶつかった課題も整理しておきます。
- 移動が多いと作業時間が削られる(到着・出発日は実質的に半日仕事になる)
- 空港アクセスが意外に重い(KL空港60km・ジャカルタ空港25km・シンガポール17kmなど)
- 食費や現金支出は記録が残りにくく、費用集計の精度が下がる
- 国ごとに配車アプリが違うため、入国前にアプリのインストールと決済方法の登録を済ませておく必要がある
- 入国に費用がかかる国もある(インドのe-Visa $25.89+専用eSIM ¥2,615で計¥6,416)
- 観光と業務の切り分けを意識しないと、配車履歴が業務費とごちゃ混ぜになる
これらは1ヶ月で7カ国という濃密な周遊スケジュールゆえの課題です。
1カ国あたりの滞在日数を伸ばせば、移動回数が減り作業時間も確保しやすくなりますが、今回は「短期で多国を回ったときに何が起きるか」を実体験として記録する目的もあったため、この構成で進めました。
アジア周遊ノマドで使ってよかったサービス
| サービス | 用途 | 紹介コード/補足 |
|---|---|---|
| Airalo | アジア周遊全体の通信(eSIM) | WEAADF8179で初回$3 OFF |
| MillenVPN | 公共WiFi利用時のセキュリティ | R923498EM1BBで1,000円OFF |
| Expedia | 航空券・ホテル予約(主にホテル) | OneKeyCash併用で複数国にまたがる割引 |
| Agoda | フィリピン・シンガポールの宿泊予約 | — |
| KKday | インド入国時のeSIM(Bharti Airtel) | Airaloの補助として |
| Grab/Gojek/Bolt/Uber | 市内移動(国別に使い分け) | 入国前にアプリ登録推奨 |
| ixigo | インド国内列車予約(NZM⇔AGC) | デリー到着後にアプリで予約 |
まとめ|31泊32日のアジア周遊ノマドで分かったこと
1ヶ月7カ国のアジア周遊ノマドを終えて、振り返ると以下の整理ができました。
- 同じ短期滞在でも、宿の設備と街の構造の組み合わせで作業スタイルは7パターンに分かれた
- 領収書ベースで確認できた円建て主要費用は約¥282,421(食費・観光入場料は別)
- Airalo eSIM中心の通信、Expedia/Agoda中心の予約、配車アプリ4種使い分けという運用が確立できた
- 業務時間と観光時間を時間帯ベースで分けて記録する方針が、1ヶ月の連続周遊でも機能した
- 仕事を完全に止めずに移動できる自信がついた一方で、移動回数が増えると作業時間が削られる課題も見えた
各国の詳細動線・費用・作業環境については、それぞれの国別記事に整理しています。
本記事は7カ国全体の入口・比較表・内部リンク集約として活用してもらえれば十分です。
関連記事
アジア周遊ノマドシリーズ7記事+台湾シリーズ親記事を以下にまとめます。
- 台湾・台南2カ月ノマド(本シリーズの前段にあたる留学+ノマド記録)
- 1カ国目: フィリピン・マニラ編
- 2カ国目: マレーシア・クアラルンプール編
- 3カ国目: インドネシア・ジャカルタ編
- 4カ国目: シンガポール編
- 5カ国目: インド・デリー&アグラ編
- 6カ国目: タイ・バンコク編
- 7カ国目: ベトナム・ホーチミン編(最終国)
